秋桜社員

投稿日:2013/10/24
fuyu.jpg

ガチャガチャの事を考えてみました。
ゲームがあるところはもちろん、
スーパーやショッピングセンターなどには必ず出没し、
ありとあらゆるオモチャをカプセルの中に閉じ込めています。
私が子供の頃もありましたが、
何かしら強く惹かれるものがあったし、やりたいと思うのですが、
子供からすると1回の挑戦でおこづかいのほとんどが消え、
本当に欲しいかどうかをいつも以上に考える遊びのひとつでした。
大抵、欲しいものは当たらずに「こんなものに・・・」と言う様なものを持ち帰り、
しばらくするとどこかへ消えていってしまう、不思議なモノでした。
大人になってからすることは全くありませんが、
大人の私でさえも「これで100円は高いやろ」と思ってしまうので、
今の子供たちもあの頃と同じように苦渋の決断をガチャガチャには迫られているんでしょう。
よく行くスーパーにもガチャガチャが設置されていますが、
私が見る限り子供があそこでガチャガチャをする姿を見たことがありません。
しかし、ガチャガチャ自体の商品はそれとなしに変わっているのは確認できます。
つい先日まで、「肉球」と書いてある文字を見ました。
チラと横目で見ると、猫の手のキーホルダーのようなものに
肉球が張り付いており、たぶん「触ると気持ちが良い」というモノだと思われます。
私の予想ですが、5回触れば飽きるでしょう。
こないだ見た時はもう肉球はいなくなり、
今度は「海辺の思い出」と書かれていました。
チラと横目で見ると、貝殻の形のオモチャがキーホルダー状になっており、
たぶん、貝殻を耳にあてる要領であてがい、波の音を聞くようなモノだと思われます。
波の音、そんなに聞きたいと思うものではありません。
ガチャガチャをする子供を見ないのは、おこづかいの事を考えてではなく、
もしかすると「これ、要る?」と子供心にも思う様なものだからではないでしょうか。
だからと言って、正解が何かは全く分かりません。
コスモス社員の苦悩は、これからも綿々と続くのです。


カテゴリ:企画会議