決勝負飯

投稿日:2013/10/02
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10月だと言うのに日焼けをしました。
母校の野球部が三重大会で決勝まで残り、
その決勝戦を見に野球場へ赴きました。
母校の試合は12:30〜の予定でしたので、
ずいぶん早い昼食を食べ、10:45くらいには球場へ行き
3位決定戦から見ていました。
スタンド席の屋根の付いている所には、
早くからスタンばっている人たちでぎっしり詰まり、
日陰の下で眩しい思いもせず、観戦を楽しんでいました。
私が行った時はすでに三位決定戦の5回くらいでしたので、
空いている席は日当たり良好の非常に眩しい所でした。
いよいよ試合も終盤戦となり、にわかに観客も決勝戦に向けて多くなってきました。
そして目に付くのは決勝戦前に昼食を済まそうという人です。
皆、各々持参してきた弁当を広げあちこちで弁当臭が立ちこめました。
もし、私が弁当を食べる立場ならチョイスするのは
おにぎりとかパンとか手軽に食べられ、
あまりかさばらないようなものを考えるのですが、
周りの弁当持参の皆さんの共通点は「がっつり」というものでした。
とある人はカツ丼を。
とある人は冷やしうどんにおにぎり2個を。
とある人はチキンピラフ→コロッケパン→わかめサラダのフルコースを。
カツ丼はまだ分かるのですが、
冷やしうどんの場合、つゆ問題が生じます。
しかし、こういった状況に慣れているのか冷やしうどんの人は
ずずずぃっとつゆを吸い、漏れる垂れる等の問題をクリアしていました。
フルコースの人は、最初にピラフそしてパンと食べ、
まさかの最後にサラダと言うスタイルで食事を楽しんでいましたが、
球場内という場所でさえも健康に気を遣ったメニュー構成で
ヤリ手の雰囲気を醸し出していました。
少し前から気になっていた、私の左前に座っているかなり太めな男性は
試合途中のグランド整備の際に出された、
試合校の父母からの差し入れの氷入りのお茶を、
自らの水筒のお茶を少し飲んでスペースを空けてから
氷ごともらいうけるという高度なテクニックをしていたので、
彼の出す弁当はさぞやヤリ手な感じなのだろうと期待してたのですが、
鞄から出したのはミニサイズのポテト菓子でした。
いや、球場内ですからむしろこのくらいのが好ましいのかもしれません。
勝手に大関さん弁当とか出てくるだろうと思っていた自分を、
少し恥じた瞬間でした。


カテゴリ:グルメ