運気注入

投稿日:2012/02/04
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靴の捨て時は何時が正解なんでしょう。
底のゴムが剥がれ穴が空き雨水が流入しだしたら流石に捨てます。
そんな当たり前の事は解ってます。
問題は底のゴムが剥がれかけてきた時点であまり履かなくなる点にあるのです。
革靴なんかは裏を直して履きますが、スニーカーや草履はどうなんでしょうか。
「履かない=ダメージゼロ」ですから、その靴は現状維持を続けます。
現状とは「底のゴム剥がれかけで万全とは言えないが履けなくもない」という状態です。
「捨てられるのはまだまだ早いッス」「まだまだいけるッス」の呟きが聞こえる訳です。ソイツを履いたら捨てる羽目になるのがミエミエですので、仕方なく新しい靴を買うのです。
何年も何年もコレを積み重ねてはや20年。
私の靴箱は、何足ものボロ靴が滞在する状態になりました。
流行に左右される事無く、その場凌ぎで安め安めを狙ってきた結果の集大成がソコにあるのです。
すでに普段履くスニーカーや草履は靴箱には入りません。彼らは玄関脇で小さくなっています。
先日『普段から玄関をスッキリ片付けて無いと、「運気」が入りにくくなります』とある風水専門家が胡散臭い髪型で話していました。
運気の為にも片付けようと靴箱を開きました。パンクっぽいから良しとした破れたブーツはカッチカチに固まってヒモもほどけません。
高校時代の野球のスパイクは補強カバーがパラパラと砂と共に崩れ落ちます。
そんな連中とジックリ面談した結果、『鼻緒が切れてガムテープで補強したゴム草履』と『救急車で裸足で運ばれた時に帰りに売店で買ったスリッパ』の2足とのサヨナラを決意しました。
燃えるゴミで良いのでしょうか。


カテゴリ:企画会議