進化退化

投稿日:2013/09/30

休日の昼下がりに、カッターシャツを買いに行きました。
カッターシャツのサイズは、
TシャツなどのS・M・Lと違って、
首周りと袖の長さで決まります。
現在、着ているサイズは首41の袖84ですので、
通常の規格よりも腕が長いのです。
ピッタリサイズの在庫は、大抵種類が少なく、
「もっと長い袖を、もっともっと長い袖を」と探索をしますので、
カッターシャツ業界から『袖長男』と呼ばれているのも不思議ではありません。
そんな袖長男が店舗に到着しました。
店舗内の季節はすっかり秋で、気の早い一角には、マフラーや手袋の冬商品も並んでいました。
季節は無視してカッターシャツの棚に向かいます。
個人的に脇汗対策の観点から、真っ白のカッターシャツはNGですので、
その時点で選択肢は随分と減ります。
流行りのボタンダウン型は、ネクタイが固定され過ぎて、首周りが苦しく感じる事があるのでパスし、
襟だけ白のタイプは、コミカル過ぎるのでパスしました。
これで更に選択肢は減りました。
少ない選択肢の中でようやく二点を選んで、
いざ買おうとした時に、大切な事を思い出しました。
最近、太ったのか弛んだのかは解りませんが、
ちょいちょい首がきつく感じる事があったのです。
思えば以前に測定されてから、十数年は経過しています。
腕の長さが、伸び縮みするとは思えませんが、
首周りはどうなんでしょう。
アゴを支える筋肉なり頬肉なりが年令を経る毎に劣化して、
首に流入してくる事態はありそうです。
店員さんに測定をお願いするのが正解な気がしました。
カッターシャツ部分の店員は、気さくな近所のおばちゃん風の人が一人しかいません。
先客のお爺さんとカウンターで顔を寄せて、何やら話し込んでましたので、
ツカツカ近寄って耳を澄ませば、「膝が痛くて階段のある店へは行けなくなった」的なトークをしていました。
店内をウロウロしつつ時間を稼ぎ、爺さんが帰ると同時に測定を頼みました。
使い古したメジャーをキスする体勢で首に回され、
「39やね、プラス2やから41!」と言い、
「ついでに袖も測るわね!えーと…84やわ!」と進化も退化もしてない宣言をされました。
袖を測りながら「おばちゃん、お昼に餃子食べたから、ニンニク臭かったんと違う?」と告白されました。
カッターシャツは無事に購入できたのですが、
先程のお爺さんにクレーム喰らったのかと、心配になりました。
カテゴリ:出会い

隣人歌声

投稿日:2013/09/29
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隣の部屋の男性が、週末になると歌を歌っています。
EXILEだったり、懐メロだったり、きゃりーぱみゅぱみゅだったり、英語の歌だったりします。
毎回音楽に合わせて歌うのですが、窓全開の時期には、結構な爆音が早朝から響いています。
高校生らしく夏休みは暇に任せて、連日リサイタルが開かれました。
残念ながらあまり上手くなく、どちらかと言えば下手くそに分類される上に、
開催が早朝や深夜になる事もありましたので、正直困っていました。
その後、誰かがクレームを入れたのか、朝は8時から、夜は22時までと多少なりとも改善されました。
彼はどうやらバンドを組んでいるらしく、
メンバーが集まってワイワイしている事もありました。
最近のバンドは、「ファッション・モンスター」までカバーするから大変です。
しかし、ここ最近はパッタリ聴こえ無くなり静かな日々を過ごせるようになりました。
先日の台風の夜、外から「トコトコ」と言う音がしました。
風でトタン屋根がパタパタする音かと思いましたが、
翌朝も「トコトコ」は続きました。
換気扇に小鳥が巣を作ったのかと、
外して観察までしましたが違います。
よくよく聴いてみると、「トコトコ」の合間に「イェー」や「ダーダバダー」等の声もします。
それらはどうやら隣の部屋から響いてきています。
音は台風の夜以降、連日連夜続きました。
想像するに、一向に上達しない歌唱力が故に、
遂にヴォーカルを外され、ドラムかパーカッションに転身させられたのではないでしょうか。
「トコトコ」は並べた座布団をスティックで叩く打撃音に違いありません。
そうやって練習していた貧乏臭い友人がかつていた事を思い出しました。
なんにせよ新しいドラマーの誕生です。
まさに嵐を呼ぶ男でしょう。
いかんせん、彼の持って産まれたリズム感の無さは致命的で、
「トコトコ」は貧乏ゆすり並のビートしか感じられませんが、
コーラス部分はみるみる上達し、「イェー」が「ゥオイェーァォ」にまで成長しました。
とうとう巻き舌を覚えたみたいです。
『人は挫折を知り、己を知り、それを乗り越えた時に成長する』みたいな言葉を、隣の彼に教えられた気分です。
そんな彼も、ドラマーとしての限界を感じ、
最近バンドを脱退したみたいです。
やがて自分がリーダーのバンドを組んでヴォーカルに返り咲いたのではないかと推測しています。
理由は、奇しくも今朝、リサイタルが再開され、その歌声でたたき起こされたからです。
リサイタルは、昼ご飯を食べている今も続いています。
復活リサイタルは、鬱憤を晴らすかの様に長時間に及んでいます。
久しぶりに拝聴した彼の歌声は、一際酷くなっていました。
巻き舌の影響でしょうか。


カテゴリ:出会い

写真持参

投稿日:2013/09/28
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只今、マイブームで毎晩やっている龍が如くというゲームでは
ゲーム内で色々なことが体験できます。
その中でキャバクラの女の子を落とすと、
大変な経験値をもらえるので毎度頑張ってやっているのですが、
基本的に腹が立ちます。
ちょっとでもそぐわない返答をするとたちまち機嫌が悪くなり、
頑張って貯めていたポイントを大幅にダウンさせてしまうので、
これが本当のキャバクラなら、
何がおもしろくて高いお金を出して機嫌を取りに行くのか
よく分からないなと思いながらやっています。
ゲームですので、服装などはずっと変わらない訳ですが、
キャバクラの女の子の最初の対応で、
「なんか今日、おかしくない?」とか「今日は素敵だね!」とか
どんな基準でなのか分かりませんが評価されます。
それが、ゲーム内でゲットした「カリスマの写真」というのを持っていると
「今日はとっても素敵ね!」と、最初の対応で大きくポイントをゲットできます。
ちなみにそのカリスマの写真はどう見ても昔のタモリにしか見えませんが、
なぜか女の子ウケがよくなるというシステムです。
話は変わりますが、高校時代の友人にY.Sというヤツがいました。
彼は高校3年間彼女がいなかったという過去を持っているのですが、
女の子に興味がなかった訳ではありません。
彼が高校生活で好きになった女の子は、大抵美人で、
大抵彼氏持ちで、到底Y.Sには太刀打ちできないというシステムでした。
高3の時に好きになったのはH.Mというキレイな女の子でした。
彼女は高2の時にH.Hというヤツと付き合っていたそうですが、
そのH.Hというのが男前で頭が良いというモテ男の条件が揃っていました。
どこからかその情報をゲットしたY.Sは、
その男前H.Hの写真を入手し、ずっと持っていたんだそうです。
「H.Hの写真」を眺め、彼女(H.M)と付き合う事ができたH.Hから何か得ようとしたのでしょうか。
理解に苦しむのですが、男の写真を高3の1年間ずっと持っていたY.Sの、
好きな彼女(H.M)への想いはとても強かったのだと思いますが、
カリスマの写真のようにH.Hの写真を持っていたからと言って、
彼女のY.Sに対するポイントは100%上がらないように思います。
何よりY.Sに1年間ずっと写真越しに見つめられていた男前H.Hの事を思うと、
切なさで胸が一杯になります。
若さとは、時に愚かしいものなのです。


カテゴリ:同級生

二十二年

投稿日:2013/09/27
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最近の悩みの種は掲示板です。
正月に高校卒業以来、22年ぶりで初の同窓会を開催するのですが、
情報交換のために専用HP内に掲示板を設けてあるのです。
携帯電話もメールもちょうどまだ無かった最後の世代ですので、
卒業と同時に連絡をとらなくなっている連中が多く、
開催の告知すら全員には出来ていません。
しかし、それよりも私が危惧しているのは、掲示板の内容です。
野菜農家の奴のコメントは、野菜の紹介に明け暮れています。
それに対して、「『クウシンサイ』はニンニク醤油で炒めると最高ですよね!」
「どこに売ってるんですか?」
「僕は鵜方のマックスバリュで買いました」
と乗っかる馬鹿が続出し、しばらくはお料理教室の掲示板になりました。
又、九州から参加する女性は「飛行機の早売チケット購入しました!」と書き込み、
それに対して「すご〜い!○○ちゃん、これで絶対参加やね!」までは良い流れだったのですが、
九州のある神社と伊勢神宮の共通点から、
三種の神器の刀の話になり、
「草薙の剣は熱田神宮やったっけ?」
「アメリカには悪魔切りブレードがあるんやと」
「いくらぐらいするんやろ?」
と乗っかる馬鹿が続出し、しばらく質屋の掲示板みたいになりました。
野菜や刀のような流行り廃りのある話題は、
いずれは消沈しますので、そこまで気に病む事も無いのですが、
最初からずっと続く話題があります。
それは「健康」です。
「同窓会に向けて、出てるお腹を引っ込めます!」のコメントに対して、
「私も痩せないと皆さんにお会い出来ません」
「○○は、めっちゃ鍛えてエエ身体しとるらしいな」
「ダイエットとリバウンドを繰り返してます」
「ほうじ茶ダイエットを始めました」
「今85kgです」
「きてますねぇ、僕は75kgです、勝負ですね」
と乗っかる馬鹿が繁殖し続けています。
眺めてる分には楽しいのですが、40才は肉体的にも精神的にも、
色々な曲がり角なんだなと痛感しています。
それにしても男も女も、今更痩せてどうするつもりなんでしょう?
モテたいんでしょうか?
よく解りませんが、今後は「子育て」か「株」辺りが流行ると予言して、筆を置きます。


カテゴリ:同級生

駐車空間

投稿日:2013/09/26
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駐車場というのは、基本的に欲望の渦巻く場所です。
たかが駐車するだけなのですが、
個々に「できるだけ近い場所に」とか
「できるだけ日の当らない場所に」とか、
思いを巡らせながらの陣取り合戦が始まります。
私などはそういう渦に巻き込まれるのが好きではない為、
駐車する車が多い場合は、
「できるだけ車のいない場所に」停めたりします。
また、観光地などの駐車場など本当に嫌になります。
観光地なので皆が皆、空いているスペースを狙っています。
致し方ないことではありますが、
例えばこちらが停まっていて出ようとした時に、
「ここのスペースが空く」と分かった車が
私はここに停めますからね、というオーラを出すのはいいのですが、
誰にも取られたくない思いが強い場合は、
出る車のことを考えない場所に車を停車させ、
「さあ、早く出ろ」と無言のメッセージを送って来ます。
「お前がそこにおるから出られへんやろうが!」と
言いたい気持ちをぐっとこらえきれず、ぶつけたりもしますが、
人の振り見て我が振り直せ、ということで
私自身が駐車をする場合は他人になるべく嫌な思いをさせないように、
すばやい駐車とすばやい出庫を心がけています。
先日、とある施設に用があり行きました。
そこは利用者数に比べ、駐車台数が少ない所ではありますが、
回転が早い為、さほど苦労せず駐車することができます。
私が行った際、空いている場所がない状態でしたが、
施設から戻ってくる人が見えたので、しばらく待つことにしました。
戻ってきた女の人は車に入って、そのまま何も動きがありません。
もう1人戻ってきた人がいたので、その人が動き出したらと思い見ていましたが、
そのおっさんも入ったきり動きがありません。
また更に違うおっさんが戻ってきて、そのおっさんは車に入るとすぐに出て行きました。
助かったと思い、そこへ駐車をし施設へ入る時にチラと見ると、
最初の女の人は綿毛のついた耳かきで耳掃除をしていました。
「その耳掃除は今、ここでする必要あんの?!」
と言いたい気持ちをぐっとこらえて、用事を済ませに向かいました。
戻ってくると耳掃除の女の人は今度はタバコをゆっくり吸っていました。
もう一人のおっさんは何やら携帯を操っていました。
私がもし、デイタラボッチなら、
この女の人の後ろにおっさんの車を掴んで
すっと移動させたいです。


カテゴリ:出会い

豆苗育成

投稿日:2013/09/25
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大阪のおばちゃんは買ってきたネギの根っこを捨てずに残し、
またそこからネギを育てると、以前テレビで見たことがありました。
先日、豆苗という野菜を購入しました。
初めて食べるものでしたので、
どういった料理に使えるのかパッケージの裏を見ると
切り取った後、水につけておくとまた生えてくるよ!
といった事が書かれていました。
ネギを買っても上記のようなことが書いてあることはありませんが、
豆苗については自ら「生やして下さい」と太っ腹な発言をしています。
豆苗というのはえんどう豆の芽で、
スポンジ状の土台に豆が点在し、
下には根を、上には芽を生やしていました。
でかいカイワレ大根みたいな見た目です。
このスポンジ台を水につけておくと良いということで、
半信半疑で水に浸して置いておきました。
1日、2日と特に変わった様子はなく、
本当に生えるのか?と半信半疑からほぼ疑いの目で見ていました。
3日目になって、ふと「日光浴でもさせてやるか」と窓際に豆を移動させました。
すると待ってました!と言わんばかりに新芽が一斉に出てきたのです。
それからの生育スピードはすさまじいもので、
みるみるという言葉がピッタリな勢いで育っていきました。
日中は窓際に置いておくのですが、夜などはテーブルに放置という
スタイルを取っていましたが、少しでも光を浴びようと、
気が付くと蛍光灯の光る方向へ芽たちは向かって伸びています。
健気という言葉がピッタリな豆たちに、いつしか
「大きく育てよ」といった親心のような気持が芽生え始めました。
そして初めて気付きました。
豆苗がなぜ自ら「生やして下さい」とアピールしていたのか。
一度生やしたら、無下に刈り取って食べれやしないだろう。
たぶんきっと、その様な想いを抱いた人たちは
「マイ豆苗」を複数所有しているのだと思われます。
豆の力はあなどれません。


カテゴリ:グルメ

公開収録(136)

投稿日:2013/09/24
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『第百三十五回O&A始まります』
人間の本来の性(サガ)は如何なる物であるのか?アナタの心の隙間を、埋めて建てて掘り起こす「O&A」のお時間です。
参加希望の方はお気軽にご応募下さい。面白ければ採用させていただきます。ボツになっても恨みっこ無し。
それでは
『第百三十五O!』
「虫の鳴き声が訴えてる」

『&A』

・「虫やで!」PNピンチヒッター俺
   →単刀直入で、FUJIWARAよりも潔いです
・「アッチの水は甘いです」PN遊牧民はパラボラアンテナ
   →軟水・硬水とはひと味違う分類です、詳しくは蛍にでも聞いて下さい
・「タオルケットしまお」PNジーニアス辻原
   →個人的に蓑虫にだけは、指摘されたくなかったです
・「今の流行りは「あまちゃん」風」PNマカロニサラダ記念日
   →甲子園のアルプスの吹奏楽部と、不思議とリンクしています
・「既聴スルーだと体裁悪いもんで・・」PN裸足の大将
   →ラリーがエスカレートして、終わりの見えない消耗戦に突入していきます
・「グルコサミンは世田谷育ちです」PN箪笥箪笥レボリューション
   →固定資産税を考えると、群馬辺りへの移転が吉なんじゃないでしょうか
・「耳を澄ますとおネエ系もいます」PN和風エビフライ
   →先日「オカマは不細工ほどよく群れる」の法則を発見したばかりです
・「世界には今もテロで哀しんでいる人がいます」PN宇宙恐竜ゼットン
   →残念ながら全くその通りです、そういや巨人が優勝しましたね
・「半沢直樹は水戸黄門らしいです」PNチリトテチン
   →勧善懲悪がウケたらしいのですが、菅野美穂にしか興味が湧きません
・「『筆下ろしー!』『筆下ろしー!』」PN松岡芭蕉
   →と雄が鳴いていますが、対する雌はどうなんでしょう
・「鬼太郎を讃えています」PNアルコールアンコール
   →毛虫やイモ虫がよく出てきますが、彼らも鳴くのでしょうか
・「温泉玉子と半熟卵は別物でしょう」PN鈴鹿サーキット
   →大して変わりはありません、どちらも無くても良いですし
・「タモリの後釜は中居なんですか?」PN椎名林檎(本人)
   →誰かはまだ不明ですが、茶髪増毛法の実践者みたいです
・「これ全部、羽根でしゃべってるんだぜ」PN(^◇^)
   →幼なじみの南に、霊安室で呟いていました
・「交尾が目的ッス」PNOi!スター
   →奴らの全ての行動は、繁殖行為に繋がっています
・「ソチ五輪で引退したいです」PNブルーベリー(果実)
   →ソチの次の冬季五輪は雪不足が問題だとか、なぜ立候補したのかは謎です
・「リーはヒロミ郷の嫁さんです」PN胸やけ劇場
   →続いてるのか離婚したのか、定かではありませんが問題でもありません
・「着信じゃないよ」PNカムバックシェーン
   →現代では音色が余りにか細すぎて、文明社会に飲み込まれそうです
・「振り返れば結局は金でした」PN貴公子
   →性格の不一致とかそれっぽい事も言われましたが、結局はそうでした
・「チキンラーメンを卵液に浸すんです」PN駅部田のスナフキン
   →チキンラーメンの貧乏臭さを、玉子の生臭さで消しにかかります
・「ただ鳴きたくなるの、虫だから、虫だけど」PN榊原育英
   →色々辛かったんでしょうね、よく解りませんがよく解ります
_____________
沢山のご応募本当にありがとうございました。
今回の大賞は(^◇^)でした。
今回は四季を感じる風流な作品が多数寄せられました。秋の夜長をお楽しみいただければ幸いです。これからもO&Aのセンスを磨く為に精進を続けましょう。
後Oの候補も受け付けています。
次回の第百三十六回大会のOは
『桃太郎誕生秘話』(byしゃくれっ面)
となります。
9月29日までに名前かペンネームを記載の上、件名タイトルにO&Aと書いて
info@firstbase.jp
まで送って下さい。
よろしプまちゃん終了!


カテゴリ:O&A

天橋立風

投稿日:2013/09/23
kinoko.jpg

久しぶりに買い物に県外へ出かけました。
3連休の初日でしたので、交通量も多く、
四日市で故障車が発生したら、
伊勢関インターまで渋滞が波紋するという事態で、
私もその渦に若干巻き込まれつつありました。
そんなこんなで目当てのアウトレットに着くと、
すでに買い物を終えたであろう家族連れなどが
駐車場へと向かう際にすれちがうのですが、
大抵の子供が何やらびしょ濡れ感を出していました。
確かに、前日に比べてその日は暑く、
夏を思い出すような感じでしたが、
そんなに汗かくかね?と思っていました。
そうこうしていると前方にパンツ一丁の男児がいました。
ひとっ風呂浴びたような彼はなぜそのような
格好をしているのかかなり疑問でした。
まあ、いいやと買い物モードに移り、
買おうとしていた商品もゲットし、少しモール内を散策しました。
するとモール外にあるちょっとした公園スペースの噴水付近で
子供たちが水浴びをしていました。
これで件のびしょ濡れ子供の謎が解けました。
見るものも見たので帰ろうと歩いていると、
前方に水浴びをした後の男児がだだをこねていました。
「お茶ー」
「ジュウスーー」
「おぉお茶ぁぁーー」
たぶん、水浴びをして疲れて喉が渇いたのか
母親の手をひっぱりながら叫び、
チラチラと男児の姉が持っているカルピスウォーターを見ていました。
私の予想では、水浴び前におねだりをし、
ジュースかアイスかの選択を言い渡された際に、
男児はアイス、姉はジュースを選んだのだと思われます。
アイスをほおばりご機嫌で水浴びをしたのでしょうが、
アイスは喉が渇くと事実を彼はまだ予想できない年頃ですので、
己の欲望にのみ正直に生き、失敗をしているのだと思います。
車に着いたら持参のお茶があるのか母親は男児のだだこね攻撃を無視していました。
姉もチラチラ狙われるカルピスウォーターをしっかり握り、無視していました。
無視攻撃に対抗しようと男児は身体全身でだだをこね始めました。
天橋立を覗くような股から顔を出して「ジュースー」と叫びました。
2・3歩進んでは天橋立、2・3歩進んでは天橋立。
父親は「いいから早く歩いてよ」と力なく言っていましたが、
天橋立攻撃はそれから駐車場までの道のり約100mの間続いていました。
買い物に来たと思えば水浴びをし、喉が渇いたとだだをこねる。
小さい子供を持つ親は本当に大変なんだな、と思いました。
親、頑張れ。


カテゴリ:出会い

強奪行為

投稿日:2013/09/22
mamenae.jpg

トビの被害が多発しているんだそうです。
観光地などで、空から急降下して食べ物を奪う行為で、テレビで注意を呼びかけていました。
湘南海岸では通称「トビ被害」と言って看板を立てて対策をしていましたが、
ハンバーガーやクレープなんかを強奪されていました。
トビは羽を広げると1.5メートルもあり、くちばしや爪が鋭いので、
食べ物を奪われた際に、それらでケガをする人も続出しているんだそうです。
特に秋は、若いトビが巣立つ時期らしく、
強奪行為に馴れてない若いトビ達に、食べ物と間違えて腕を掴まれてしまって負傷するパターンも多く、自称「うっかりトビ被害」も多数発生するんだとか。
人間にしても、夏は恋の季節ですし、
まだ不慣れな恋人達が、ぎこちないデートに繰り出すのが秋ですから、
両者のタイミングが悪い方に重なったという事なのでしょう。
夏の喧騒とは又違った初秋の海は、三回目のデートに相応しい場所です。
そうそう、お金がかかるデートばかりもしていられませんから、
駐車場代と屋台の食べ物代程度の出費で抑えられるのは、願ったり叶ったりです。
しかし、そんな思惑を嘲笑うかの様な、トビの行動、久々に痛快な気持ちにさせてくれました。
治療費も馬鹿にならないでしょうが、頑張って欲しいものです。
そもそもトビは蛙なんかを食べて、人間を怖がる生き物なんだそうですが、
餌付けをされる間に、人間の食べ物の味を覚え、なおかつ人間への恐怖心も無くしてしまい、
人間を襲いだしたんだそうです。
自業自得です。
そういえば、小学生の頃、実家の近所の魚屋もアラを捨てるのを面倒くさがり、
橋の欄干に板を置いてトビのエサ場にしていました。
やがては、エサ場に置かなくても、外の流しで魚を捌きながら、
アラを空にポーイと投げると、サーとトビがキャッチするようになりました。
何人かの子供が、そのショーを少し離れつつ見ていたものです。
ひょっとすると、あれがエスカレートしていくと、店頭の刺身を強奪する流れだったのでしょう。
地元ではトビをトンビと呼ぶのですが、
その魚屋はやがて「トンビ屋」と呼ばれるようになり、しばらくして閉店してしまいましたので、
どこまでエスカレートしたのかの真相は謎のままです。
さて、恥ずかしながら私も、日本海沿いの観光地で、トンビにソフトクリームを奪われた過去があります。
ヘラヘラと浮かれ気分で歩いていたら、後ろから持ってかれました。
奪われただけならまだしも、コーン部分をガシッと掴んで上昇気流に乗ったトンビの足元から、
白いアイス部分がポトリと海に落ち、トンビは空のかなたへ消えてしまいました。
せめて味わってもらいたかったですね。


カテゴリ:出会い

既読注意

投稿日:2013/09/21
azuki.jpg

LINEで友だちからウザがられるパターンが紹介されていました。

その1:ゲームのポイントを送りまくってくる
A『加藤さんにクローバーをもらいました。
1時間以内にゲーム内のメッセージボックスで受けとると、フレンズポイント5ptももらえます!
今すぐ受けとろう!』15:55
A『加藤さんにクローバーをもらいました。
1時間以内にゲーム内のメッセージボックスで受けとると、フレンズポイント5ptももらえます!
今すぐ受けとろう!』17:40
解説『やってないゲームのポイントを送られるほど、ウザいこともありません。こういうやつには、あえてポイントが送られる毎に普通の会話をふって「あ、毎回会話のきっかけだと思ってる面倒なやつだ」と思われてしまいましょう。それか、ブロックしましょう。』

その2:脈絡のないスタンプを送ってくる
B『これから仕事』15:51
A『絵(ケンシロウみたいな男)』15:51
B『マジでダルいわ』15:51
A『絵(アンパンマンみたいな芋虫)』15:52
B『なんなんだよ』15:52解説『話の流れとまったく関係ないスタンプを送ってくると、何かと反応が困るもの。「これって自分が理解できてないだけで、本当はキチンと流れがあるスタンプなのかな?」という気持ちで意味を深読みさせるところがたちが悪いのです。こういった場合は、こちらからも意味のないスタンプを投げるか、ブロックしましょう。』

その3:新しい有料スタンプを大量に送ってくる
B『なんだよ』15:42
A『絵(ハゲた博士とハート)』15:42
B『なんなんだよ』15:42
A『絵(ピンク色の布にくるまった動物)』15:43
解説『新しい有料スタンプを購入したのを見せつけたいばかりに、大量に送ってくる人。ただの自慢なのですが、自分自身が無料スタンプばかり使っていると、嘲笑されているように感じて、よけいに腹が立つもの。こちらが有料スタンプをかうのもしゃくなので、無視するかブロックしましょう。』

その4:公式アカウントみたいな対応をしてくる
B『明日ってヒマ?15:43』
A『フォッフォッ』15:44
B『なぁ、ヒマなの?』15:44
A『sogooood♪』15:44
B『お前、ケンタッキーフライドチキンのアカウントじゃないだろ?』15:45
A『・・・・・フォッ?』15:45
B『いい加減にしろよ』15:45
A『sogooood♪』15:45
解説『まったく意味がわからないのですが、公式アカウントが自動返信するように返してくる人。もう、まったく目的が見えてこないのですが、お得なクーポンの情報をくれるならアリなんじゃないでしょうか。お得情報をくれないのであれば、ブロックしましょう。』

その6:既読にめちゃめちゃうるさい
A『すぐ連絡くれ』15:48
A『連絡くれよ』15:49
A『何してんの?』15:49
A『既読』15:49
A『既読って付いてるぞ』15:49
A『見てんだろ』15:49
A『はやく連絡くれよ』15:49
A『既に読んだ』15:49
A『と、書いて既読だぞ』15:49
解説『ブロックしましょう。』

その7:ダメな画像を大量に送ってくる
A『写真(モザイク)』15:53
A『写真(モザイク)』15:53
A『写真(モザイク)』15:53
A『写真(モザイク)』15:54
B『本当にやめてください』15:54
解説『即ブロ。』

結論として『ウザい人はブロックしよう!LINEはあくまでコミュニケーションツール。あなたも上記のことをしてウザがられないように注意してくださいね。あと、ウザい人は即ブロックしても問題ないと思います♪』


と記事に書いてありました。
LINEは二億人以上が利用しているんだそうです。
なぜそこまでして、他人と、絡みたいのかが全く解りません。


カテゴリ:読者投稿