拉麺紀行

投稿日:2011/03/06


ラーメンが象さんよりも好きです。
近辺のラーメン店は、ほぼ食べに行っています。

先日、あそこは美味いと聞いた店に食べに行きました。メニューはラーメン二品(ラーメン、チャーシュー麺)+ビール、ご飯のみ・狭い店内・床はコンクリート・丸椅子・古いエアコン・親父は無愛想、期待が高まるパーツがテンコ盛りです。
迷わずラーメンを発注しました。
私は初見の店ではメニューの先頭バッターを頼む事にしています。
安いですし。
昼前でしたのでまだ混み合っておらず、無愛想親父は「あいよ」と厨房へ向かいました。
先々週の週刊漫画を読んで待ちます。
出て来たラーメンは白濁した和風ベースの豚骨風、やや細めのストレート麺。ズズッとすすり込みました。
「この味どこかで食べたことが…あっ、スガキヤだ」と思いました。
ええ、まずくはないです。ただスガキヤ以上ではないスガキヤ風ラーメンを680円で食べているのが悲しくなっただけ。
三万分の1をコレで使った事がやるせなかっただけ。

期待を裏切ってはいけないものです。
確かに、ギャップに心が揺れることも多々あります。
例えば、美人な人のラジオ体操の動きがおかしいとか、仕事のできる課長のお弁当はほぼ白飯とか。
だけど、思っていた通りだと何となく嫌だなと思うこともあります。
石原良純はキスがうまい、とか。うまかったら、何となく嫌です。
そんな事を考えてしまう味でした。
後味も悪かったです。
和風トンコツを出す店は「ラーメン」の傍に(和風トンコツ味)と書きましょう。
お気を付け下さい。







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カテゴリ:グルメ