高額食品

投稿日:2013/10/26
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初めて食べたピザは、子供心に「高い!」と驚愕してしまう値段でした。
確か上にのっていたのは「ミックスピザ」という言葉で思いつく、
サラミやピーマン等々でしたが、それだけなのに2,000円くらいしていました。
当時を考えるとピザという食べ物が一般に普及しているわけではないので、
めずらしいもの=値段もそれ相応という図式が成り立っていましたが、
未だにピザに対しては「高額」のイメージがぬぐえません。
それは今になってもやはりピザは高いけど
さほどお腹いっぱいにならないので、
おいそれと頼めるものではなかったりするからです。
値段と内容というものに着目すると、
本当にそれを頼むのか?と自問自答してしまいます。
そういった食べ物は他にもあります。
例えばパフェもそうです。
食べたいと思う事は滅多にありませんが、
飲食店などでパフェを見ると食事メニューと変わらない値段で鎮座しています。
やれフルーツや、やれアイスクリームや、など
盛沢山というのは分かりますが780円するのであれば、
どうしても塩味のものを食べたくなります。
意外に高いと思ってしまうものにカレーうどんもあります。
カレーうどん単体ではそう思わないのですが、
やはりライスの存在を欲してしまい、セットにすると980円とかしてきます。
ライスだぜ?うどん食べ終わったカレー汁にちょっと合わせたいと
思うだけで980円なのかい?
そう考えてしまうと、普通のうどん定食になってしまいます。
うどんと言えば蕎麦もそうです。
好きなので食べたいのですが、ざるそばだけでは物足りません。
しかし天丼をつけると金額ははね上がり、
大盛りにしてもはね上がります。
手打ちという労力を考えるとその値段であることも十分分かるのですが、
私にとっては寿司を食べに行くのと何ら変わらない心境になります。
書いていて思ったのは、何とかして腹いっぱいになりたいという欲求が、
大人になった今でも根強く残っていることに気づきました。
このよみものが「グルメブログ」になることは、
きっとこの先もないのだな、と痛感した次第です。


カテゴリ:グルメ