防御毛力

投稿日:2013/10/25
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あまり悩んだことはありませんが、
近頃体毛について思う事が多々あります。
よみもの内でも書いてきましたが、
今年の夏はわき汗にひどく悩まされました。
汗をかくのは昔からでしたが、
今年は匂いに対して非常に敏感になりました。
対策としては、朝晩入る風呂での入念な洗い上げと、
出かける前に塗布する制汗剤で夏を乗り切りました。
ただ、塗布をしようにも自前のフサフサ生えるわき毛に邪魔をされ、
地肌に塗りたいのに毛を整える程度にしか浸透せず、
塗る度に「毛を剃ろうか」と真剣に考えたものでした。
季節は過ぎ、今では毛を剃らずにいて良かったと思うのですが、
今度は違う部分での悩みが発生しました。
先日、大人になって久しぶりに転倒しました。
雨が降っており、靴底は水で濡れていました。
とある施設内を歩いていると、何かの拍子にすべってしまい、
一度宙に浮いた状態になり左半身を強く床に打ちつけました。
本来であれば、高校時代に習得した柔道の受け身を利用して、
手をついて力を分散させることができたのですが、
その時は右手にPCの入った鞄を持ち、
左手には新しく買った時計をはめており、
色々守らねばならぬ結果、身体を犠牲にする形となりました。
「痛ぇー」としばらくうずくまるくらいでした。
家に帰り、打った場所を見るとまだ見た目では分からない状態でしたが、
寝る前くらいになると少し青みがかり、
痛みは心臓の鼓動のようにドクドクし、熱を帯びているようでした。
家にある湿布を貼ろうとするのですが、
尻付近の湿布はすんなりと肌にフィットしても、
足方面はびっしり生えている毛が邪魔をして、湿布がうまく貼れません。
それでも湿布の恩恵を受けたい私は必死に貼るのですが、
毛の表面に湿布が貼りつくという形態にしかなりませんでした。
『毛経由で何とか湿布成分よ浸透せよ』との思いで就寝しました。
翌朝、風呂に入るため貼っていた湿布をはがすのですが、
足の部分をはがすのが非常に痛く、しばらくうずくまるくらいでした。
私の毛は一体何を守ろうとそんなに生えているのでしょうか。
湿布だけは「敵ではない」ことを分かってもらえる日と、
その辺りの毛が無くなる日と、どっちが早く来るのでしょうか。


カテゴリ:企画会議