手足影響

投稿日:2013/08/31
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ファッションというのは、興味がなければ何一つ進化していきません。
私などは昔からファッションに対しては、
特にこだわりもなく、お金もなく、でしたので、
学生時代は学ランオンリー。
20代はほぼジャージといった感じでした。
多少、お金も使えるようになった頃には、
それなりに購入もしていましたが、
流行のモノとかではなく「自分に合うかどうか」という、
一番根本だけど大事なジャッジ項目で選んでいました。
そもそも女性だけに限らず、男だってスタイルがモノを言うものです。
スタイルが悪ければ、何を着てもおかしなことになります。
私の場合、学生時代にずっと鍛えていたので、
手足は太くゴツい風貌をしています。
いくら流行のモノが「中途半端な丈のパンツ」だったとしても、
私の足がそれを履けば「太さで上にずり上がったパンツ」に
見えてしまうものです。
また、「7分袖」というのもやっかいな商品で、
袖から出る腕のゴツさで「7分」というオシャレ感は幻に終わります。
男でさえも手足の太さが着こなしに影響を及ぼすのです。
ですので自分の体型にあったもの、というのは必須条件となります。
先日、暇な時にぼんやりTVを見ていました。
どこかの地域でやっていたフェスの模様を映しており、
たくさんのバンド等が演奏をしていました。
とあるバンドが出てきて演奏を始めたのですが、
どうにも違和感を感じて仕方ありません。
原因はボーカルの人の服装です。
バンドのボーカルだけあって、やはりオシャレな感じを出したいのでしょう。
ピタッとしたシャツにスリムタイプの柄パンを履いていたのですが、
いかんせん、手足が太く短いのです。
音楽も格好良く、また格好良く歌いながら動くのですが、
太い足の柄パンが容赦なく残念感を醸し出しています。
オーバーアクションすればするほど、
彼から滲み出る手足の残念感が増すばかりでした。
曲が終わり、爽やかに去っていく彼に私は思いました。
「人の足みて我が足直せ」


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