返答菓子

投稿日:2013/03/13
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間もなくホワイトデーがやって来ます。
ホワイトデーはバレンタインデーに貰ったチョコのお返しをする行事ですので、
バレンタインに対してホワイトの関係が成り立ちます。
酸性に対してのアルカリ性みたいなモノで、
酸性に対して非酸性やアンチ酸性にならない点が、
日本語の難しい所なんだそうです。
一般的にホワイトの対義語はブラックなんですが、
2月と3月だけは替わるのも難解さを押し上げる要因となっています。
この一連の行事と言いますか、戯れ事ですが、
返す菓子は何が正解なのでしょうか。
マシュマロ、クッキー、キャンディーの三代表以外にも
ワラワラとエントリーされ続けています。
煎餅やオカキ・饅頭の和菓子系はもちろん、
日本酒・ワインの酒系、貴金属系・革製品系・旅行系何かもありました。
しかも、単にチョコレートの金額に対して返すだけでは駄目で、
それぞれの単価や想いや見栄も絡んで考えねばなりません。
想いは個人差がありますが、
単価の基本は『1チョコレート=1.5クッキー=2マシュマロ=3キャンディー』の方程式が成り立ちます。
見栄を張りたい人は、1チョコレートに対して食べ物以外を準備する形で思いを全うします。
そもそもバレンタインデーは、
「奥ゆかしい女性の方から唯一告白出来る日」
みたいな意味が起源だったはずで、
男性は鷹揚に○か×を告げる立場でした。
しかし現代は女性は残りの364日でも余裕で告白出来る環境です。
スピード社会の一員として生活している人が、
一ヶ月もただ返事を待つなんて罰ゲームでしょう。
私が小学生の頃はお返しの品に返答の意味を含んでいました。
確か、キャンディー:好き マシュマロ:嫌い クッキー:普通
といったものだったと思います。
一ヶ月も待った挙句、「マシュマロ」では切なすぎます。
何故ならマシュマロ自体、さほどうまい食べ物ではないからです。
どうせダメなら、うまい物よこせと思ってしまうから受け入れられないのでしょうか。
マシュマロに罪はありませんが。


カテゴリ:グルメ