母校協力

投稿日:2013/07/07
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同窓会を開く計画を立てました。
高校の同窓会で、卒業以来一度も開かれてません。
ひょっとして開かれたのかも知れませんが、私は呼ばれてはいません。
個人的に私の場合は、会いたい奴には会ってますし、
取り立てて会いたい奴もいないのですが、
何故かおもむろに決行の心境になったのです。
仲間内で盛り上がっての計画ならば、
まだ相談相手もいるのですが、
自分発信ですので、サポートしてくれる仲間探しからのスタートです。
とりあえず日付や場所は未定の状態で、数人に声をかけますと、
お調子者の彼らが更に声をかけ、瞬く間に転がりだしました。
私は卒業アルバムや同窓会名簿を見て、
住所不明者や物故者を洗い出したり、顔を確認したりの作業に入りました。
AからJの10クラスの同窓生の内訳は、
連絡先が解っている奴…14名
顔と苗字が一致した奴…48名
顔を覚えてる奴…87名
の悲惨な状態でしたので、母校に電話をしてみました。
「はい○○高校です」
「卒業生なんやけど、今度同窓会を開くんやわ。
体育館貸してとは言わへんのやけど、
連絡先解らん奴が多いもんで、
最新の名簿リストみたいなん貸して欲しんさな。
なんせ連絡先解る奴が14人やろ、一致すんのが48人、で顔覚えとるのが87人しかおらんだもんでさ。」
「…あの…プライバシーの保護の観点もありまして…お教えする訳にはいかないんです…」
「何で?」
「…あの…プライバシーの問題と…お宅様がどちら様かも存じ上げてませんし…」
「解った解った、ほな今から行くわ」
「…あの…お越しになられましても…難しいかと…」
「何で?何処の誰か解ったらええんやろ?」
「…はあ…」
「いかんの?」
「…あの…今…テスト期間中でして…」
「テスト関係無いがな」
「…あの…同窓生担当の○○先生が…」
「○○先生言う人が担当なんやな!担当なんかあるんや!ほなちょっと替わって!」
「…あの…ですから…○○先生は…」
「ほう」
「帰ってしまいました」
「…何やそれ」
母校の協力は諦めて、自力で頑張る決意をした次第。


カテゴリ:同級生