火星移住

投稿日:2012/11/30
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ドラえもんに出ていた壁掛けのテレビが、
今では実際の商品になっていたりするくらいになりましたが、
私には地球以外の惑星に住むという想像は容易にはできません。
今後15年〜20年くらいの間で地球から火星へ、
8万人を移住させるという計画が発表されました。
アメリカの宇宙ベンチャーの会社がそのような事を考えており、
飛行費用としてはだいたい一人4,100万円位なんだそうです。
火星で自給自足の生活を送り、これが人類にとっての「生命保険」になるのだとか。
最初は10人くらいで移住し、多くの人が暮らせるような居住区を作るのだそうです。
未来のことは、正直全くわかりませんが、生命保険というのはどういったことなのでしょうか。
この先、地球が住めないような状況に陥ったとして、
火星に行くことが生命保険となるのでしょうか。
火星のことはよく分かりませんし、火星までの道のりもどのようなものか分かりません。
ただ、火星に無事に到着できたとしても、
何となくですが安易に外に出てはいけないように思います。
旅行とかも、もしやるとするなら見渡す限り何もない地面を宇宙服でウロウロするくらいでしょうし、
自給自足と言っても、何が育つのか分からないので
ドラゴンボールの仙豆を食べてエネルギーを補給して暮らすようなイメージです。
楽しいことが見えてきません。
基本、屋内での生活でしょうから暇な時には娯楽が必要になってきます。
テレビなどは局がない限り設備があっても映らないでしょうから、なしと考えます。
電気系統が十分にあるかどうかも分かりませんので、ゲームなんかもできないと考えます。
そうすると、残されるのはオセロ、花札、人生ゲーム、ドンジャラ、トランプ等です。
毎日が親戚が集まるお正月と化すわけです。
人生ゲームなどはたまりません。
とりあえず事あるごとに地球での暮らしを思い出してしまいます。
政治家っていたよな・・・ タレントって懐かしいな・・・など。
お金をたくさんもらえたとしても、結局人生ゲーム上での話です。
「俺、こんなに金持ってても結局使えないよな、火星での暮らしと同じだよな・・・」
いたたまれなくなって、盗んだ宇宙服で走り出すわけにはいきません。
帰ってこれない可能性もあるからです。
こんな怖い生命保険、私は勘弁願いたいです。


カテゴリ:企画会議