越冬幼虫

投稿日:2012/10/05
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季節柄、虫が増えてきました。
玄関を出た所には、雨風を避けるためか茶色いのが固まっています。
トンボが舞い舞い飛んでいます。
車の窓にはカメムシがぶつかってきますし、スーパーのトイレではコオロギが鳴いてました。
彼らは、これから来る冬に備えているのです。
備え方は冬眠的な仕方であったり、子孫繁栄的であったり、
色々でしょうが、とにかく準備をしているのです。
そんな中、新米を手にいれました。
新米を炊くコツは、水量を規定よりやや少なくするんだそうです。
米に含まれる水分が多いので、標準量だと柔らかくなるんだとか。
炊く前に米を磨ぎますが、その時に白濁した水の中に何か浮いていました。
よく見ると、白い虫で、何かの幼虫みたいです。
幼虫は尺取り虫の動きで、ステンレスの台所を歩きます。
洗剤を浴びせても死なず、水が嫌いなのか上へ上へと進んできます。
しょうがないので排水溝へ流してしまいました。
幼虫は一匹だけでは無く、目視だけですが、
3合に付き8匹の割合だと思われます。
流れてしまいましたので、目的は解りませんでした。
その後、指示にしたがって3合の米を2、5合の水量で炊いてみましたが、
ピラフ風の固い炊き上がりになってしまいました。
あまりにも水が少な過ぎたのか、今年の米が固い出来なのか、幼虫がいたからなのかは解りませんが、
とにかく残念でした。
幼虫はまだまだ潜んでいます。
春には巣立ってくれるのでしょうか。


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