会議傍聴

投稿日:2012/11/02
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先日、とある会議を傍聴してきました。
狭い、おそらく12畳ほどの会議スペース。
その部屋の出入口前の端っこに、傍聴席がポツンと設けられてました。
時おり、すき間風が吹き込んできます。
会議への参加者は十五名くらいで、全員大人でした。
別段、会議内容に興味があった訳ではありません。
『開店祝いの花輪』と言いますか、『枯木も山の賑わい』な扱われ方です。
そんな暇があるならば、裁判所の傍聴席に陣取ってるほうが、
よっぽど面白くてタメになる話が聞けるのは解ってます。
そういえば近頃は裁判所へも、めっきり行かなくなりましたね。
あの当時に裁かれていた、コンビニ強盗や成人暴走族たちは、元気にやってるんでしょうか。
そんな心配を無視した「開会宣言」により、会議は始まりました。
コッソリと進行表を盗み見ると、3時間の予定で、早速ウンザリです。
机をロの字に並べた真ん中に、スピーカーが置かれ、
そこから延びた太いコードの先にマイクが付いていました。
「そこのアルファベット表記が小文字なのは何故か?」
「この資料の『進行』とはどんな意味か?」
等と、皆目意味不明の質問に対して、
「後日、大文字に訂正致します」
「『進行』とは『深行』と同義語です」
とバカな回答をしています。
司会者が単独で、進行やらをしている時は大丈夫でしたが、
ラリーが始まると、マイクが二本しか無いので、
コードが絡まったり、バケツリレー風にパス回しをしたりと、
痛々しい場面が続出でした。
結局2時間少々で終了したのですが、
最後にディレクターみたいな人が
「時間通りに進行しないと困ります」と発言してました。
『会議のための会議』ほど、馬鹿らしい事は無いと確信できました。


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