回転開店

投稿日:2013/06/14
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回転寿司、回転焼肉、回転させると色々便利ではありますが、
今のところ私の周りには上記の寿司か焼肉しかありません。
東海林さだおの本には回転定食に行った話が出てきましたが、
私の理想は「回転居酒屋」があればとても楽しいように思います。
居酒屋における良さ、というのは多種多様のつまみと
多種多様のお酒を楽しむことでありますが、
発注後どれだけの早さで自分の手元に届くかが
居酒屋の評価に結構ひびいてくるのではと思うのです。
大抵、混んでくると厨房はパニック状態となり、
ホールを駆け巡るスタッフさんもパニックになり、
片やお客は酒が進んでエンジン全開となり、
色んな意味で負のスパイラルへと突入していきます。
注文した焼き鳥が30分後しか届かなければ
「何だこの店は!二度と来るか!」と酒の勢いで、
勢いよくまくしたてる人も少なからずいると思われます。
しかし、回転居酒屋はそういったことが解消されるわけです。
まず、面倒くさいのですべて飲み放題の設定にしておきます。
回転寿司におけるお茶が出てくる部分をビールサーバーにしておきます。
つまみが回転レールにのってゆっくり流れていきます。
値段は全て均一にしておくと会計が楽です。
例えば全て210円としておけば多少まずかろうとも、
文句が言えないと思われます。
厨房はあらゆるものをただひたすら作り続ければ良いですし、
ホールスタッフはビール以外の注文をただ黙々と受けこなせばいいのです。
席に着いたら回転寿司店における「タッチパネル」の画面があり、
人数分の飲み放題の金額がすでにインプットされています。
流れてくるおつまみを取り、皿を投入口に放り込めばどんどん金額が加算されます。
今の金額がいくら、というのがパッと見て分かればお財布との相談もしやすいです。
飲み放題なので時間制限があり、2時間後には「ピーピーピー」と
けたたましくアラームが鳴り、いそいそとやってくる店員に促され、
2時間後にはスムーズにお会計ができるわけです。
もちろん、時間のカウントダウン表記もされるので、
飲み残し・食べ残しに関しても客側でコントロールできるわけです。
ただ1点、不都合な事があります。
回転寿司で良く見かける、「誰かが注文したネタと同じネタがそのレーンに並ぶ」
といった現象のようにポテトを揚げれば、大量にポテトが並ぶわけです。
そして「あれ美味しかったな」と思うものがあれども、流れてこなければ食べれません。
でも酔えばそんなこともすっかり忘れるので、気にしなくても大丈夫です。
どなたかやってみてはくれませんか?


カテゴリ:グルメ