渋滞熱唱

投稿日:2011/05/07


大型連休は渋滞に対して、どう対応していくかが大きなポイントとなります。
予想していた場合と、していなかった場合では巻き込まれた時のテンションの保ち具合が異なります。
私の場合、どちらにせよ前半は苛立ちを覚えてしまいますが、
後半はジャイアンのリサイタル風に車内でワンマンショーを繰り広げ、苛立ちから気持ちを解放していきます。
激しく歌い、体を上下左右にゆさぶり、ギターの真似をしたりして進まない道のりをなるだけ楽しもうと努力します。
渋滞ですので、私の動きは前後左右の運転手には丸見えですが見えないふりをされます。
それがかえって面白いので、更にノリノリな様を見せつけます。
じんわり汗ばんだ頃には、ほのかな疲労感とやり遂げた感が車内を包みます。
そうは言っても渋滞です。 ひとライブやり終えたからと言って抜け出たわけではありません。
今度は次の戦いがやってきます。
そう、尿意です。 激しい運動をしたので体が何かのスイッチを入れたらしくじわじわと尿意が襲ってきます。
渋滞から一時でも離れてしまうと、何か損をした気になります。
今までの苦労は何だったのか、と勝手に思います。
そういう時はなるだけしょうもないことを考えて、尿意を忘れようとします。
渋滞時に考えるしょうもないことランキング
5位:この車にはスイッチを押すと空を飛べるシステムが内蔵されている
4位:怪獣みたいな大きな人が車を次々と運べばいい
3位:うちにドラえもんがいたら良かったな
2位:今並んでいる車が全部エレクトリカルパレードだったらどうだろう
1位:渋滞を発電に活かすサイクル法

そうこうしていると車はいつの間にかスムーズに流れていきます。
それと同時に私の頭は便器と近くのコンビニを探し出します。







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