軽トラの荷台に乗せられた犬を見ました。
落ち着かないのか走行中、右へ行ったり左へ行ったり。
犬としても自力以外で進んでいく現象を謎だと思っているのでしょう。
何となく、強いイメージのある犬ですが
昔戯れに犬を車に乗せ、ちょっと広めの公園まで連れていく道中、
涙目になりながらヨダレを大量に垂らしていました。
異変を感じてすぐ犬を降ろすと、
おじやんみたいな声を出しながら吐いていました。
まさかの乗り物酔い。
正直ビックリしました。
犬が車に酔うなんて思いもしませんでした。
人が車に酔う時、動く景色と自分が動いていないギャップに
脳がついていけない、というのを聞いたことがあります。
よく、車酔いする人は遠くの景色を見なさいと言われる理由です。
しかし、犬にも同じようなことがあるとは。
自分も乗り物酔いの辛さを十分に分かる故に、
可哀想なことしたなぁと犬の背中を撫でていました。
行ってしまった公園で一応遊ばせたりしましたが、
帰る時、車に乗せた時の彼の顔はドナドナのようでした。
軽トラ犬、強く生きて下さい。