納豆個数

投稿日:2013/02/08
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健康診断を終えて、まだ結果が届いていませんが
なぜかそれ以来健康の事を考えて毎日納豆を食べています。
ある時はご飯のお共に、ある時は酒の肴にと、
納豆というのはただ混ぜて食べるだけですが、
意外にどんな状況でもいける、というのが利点だったりします。
ただいつも思うのが、納豆はなぜ小分けなのだろう?という事です。
きっと菌の繁殖や何やの意味があってのことでしょうが、
ほんの少しもの足りないと思ってしまう人は、私以外にもいると思います。
そういった場合は一度に2パック、3パックと大量食いをするのですが、
その際の手間が非常に面倒くさいと感じてしまうわけです。
パックひとつひとつを開封し、ひとつひとつをまとめ上げ、
パックひとつひとつにへばりついた納豆の粘りを、
ひとつひとつ洗っていく作業に時々怒りを覚えます。
ヨーグルトだって、小分けタイプと大容量タイプと2パターンあるのに、
同じ菌類のお前だってやれんことないじゃないか、と
パックひとつひとつに思ってしまいます。
そしてもう一つ思うのはなぜ3パック1セットなのだろうか、と言う事です。
4人家族の場合は必然的に2セット買わなければならず、
常に冷蔵庫には2セット分ないと誰かが食いっぱぐれるという事態になります。
また、2人家族の場合は常に1個余るという状況で、
こちらはこちらで何かスッキリしない感が残ります。
そういったことに対して納豆業界は不思議と着目をしなかったのか、
はたまた小分けであること、3パック1セットであることは、
納豆業界での何か大きな意図があるからなのか。
ピエール瀧のどんぐりおじさんでは、こういった疑問について
瀧本人が調べてうまいこと読者に伝えていますが、
私の文章ではできる限りグレーな感じを残していきたいと思っているので、
疑問に思った人はそれぞれ自分で調べ上げて下さい。
知識はそうやって身についていくのです。


カテゴリ:グルメ

豆鬼退治

投稿日:2013/02/06
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今年も無事に節分が過ぎたようです。
スーパーなどに行けば、海苔巻を持ちウロウロする主婦、
そして店内に漂う酢飯と海苔の香り。
マスに入った豆をじっくり選ぶ老人。
丸かぶり用なのに「カットしてくれ」と店員さんに頼む老人。
ここぞとばかりに並べられるイワシたち。
日本中の一体どれだけの人が丸かぶったのかを想像しながら、
私はいつもと変わらない日を過ごしました。
子供の頃はせいぜい豆まきをしたぐらいでしたが、
昨今では豆まきにも安全性を求めています。
とある記事では「楽しく・安全な「豆まき」のコツ」として、
いくつかの注意点や準備などを載せていました。
まずは注意点、
ふざけない、走らない、制限時間を決める、
足下に転がる豆に注意、豆を強く当てない。
でした。
特に男の子は夢中になると周りが見えなくなることがあるので、
制限をつけた方がよさそうとの事です。
次に準備物です。
豆(固いもの)、鬼の面、子供たちに付き合うパワー。
でした。
一番最後の心得だけで私は挫折すると思われます。
そして一番のポイントは「豆まきとは何ぞや?」という事を教える事です。
きちんと豆まきの意義を理解させることが、
「遊びではない」ということで、より注意をして豆まけるからです。
しかし大人が鬼の面をかぶり、ひょこひょこ登場することが
遊びではないと言われても中々納得できないのが正直な気持ちではないでしょうか。
私が考える安全な豆まきは「エア豆まき」ではないかと思います。
心の中に鬼を想像し、力いっぱいのエア豆まき。
豆をぶつけられた鬼は苦悶の表情で倒れていきます。
福は内、と室内に力いっぱいのエア豆まき。
豆ではなく小判が降り注ぐことでしょう。
そしてエア恵方巻で幸せをかみしめ、掃除いらずの節分が終わります。
もちろん、節分業界からの大ブーイングありきで提案したいと思います。


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東海林本

投稿日:2013/01/28
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古本屋に単行本を買いに行きました。
東海林さだおの丸かじりシリーズで、
何かの雑誌に連載してるコラムを、何回か分でまとめてある、昔からあるものです。
最近読み出したのですが、読んでる最中も読後も、別に何も考え無くても大丈夫な「寝る前文庫」としては最適な本だと評価しているのです。
タイトルはすべて『○○の丸かじり』で、○○には食べ物が入り、
背表紙は緑色をしています。
既に何冊かは持ってますが、ロングセラーの為にまだ読んでいないのが多いのです。
所持しているのを買う失敗は避けたいので、
持ってるのをキチンとメモして向かいました。
メモには、
「タケノコ」
「トンカツ」
「ナマズ」
「パンの耳」
「親子丼」
「タクアン」
「マツタケ」
「ゴハン」
と書きました。
これらが○○の中に入って完成しているのです。
古本屋は105円コーナーとそれ以外に区分けされていました。
それ以外はおおむね315円です。
一軒目の店は105円コーナーには、既に持ってるのしかありませんでした。
仕方なく、それ以外コーナーで探すと、そこには三冊もありました。
値段を見ると案の定315円でしたが、奇跡的に一冊だけ105円が紛れていましたので、即ゲットしました。
たちまち「タコ」を手に入れたのです。
二軒目の105円コーナーはびっくりする程たくさん並んでいて、持っていない
「ケーキ」
「おでん」
「タヌキ」
をゲットして帰りました。
しめて420円の散財です。
今夜からの枕元には、
「タケノコ」
「トンカツ」
「ナマズ」
「パンの耳」
「親子丼」
「タクアン」
「マツタケ」
「ゴハン」
「タコ」
「ケーキ」
「おでん」
「タヌキ」
の12冊が並ぶ事態になるのです。
しかもこれらは全部105円コーナーからやって来たのです。
物理的には頭が狭く、心理的には貧乏臭い寝づらい寝床で、
どんな夢を見るのでしょうか。


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注文発声

投稿日:2013/01/12
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妹からよくもらうコーヒーはスタバの商品です。
何やら優雅な雰囲気がパッケージからも漂っています。
「少しリッチな午後のひと時」を演出する際に飲ませてもらってます。
近所にスタバはなく、ましてや仕事以外で喫茶店に入ることがない
私はもっぱら家コーヒーが多いですが、
スタバなどは、そもそもシステムが今イチ分からない部分もあったりします。
まず謎の多いサイズの表記。
ショートやらトールやら言い慣れない言葉に、
「このSサイズ?を下さい」と半信半疑で述べると必ず
「ショートですね!」とダメ出しをされつつのオーダーに、
小心者の私としては「エヘヘ」と苦笑いを浮かべつつ心を痛めていたりします。
また、クリームなどがたくさんのっかている「○○ペーノ」やら「○○チーノ」やら、
おっさんが口に出すと何か違和感を覚えるネーミングに、
飲んでみたい気持ちを殺しての普通のコーヒーオーダーをしたりします。
ですので、スタバも落ち着くのは頂きものの家コーヒーな私ですが、
ニュースでスタバの暖かい飲み物は今までよりも少し量を減らしているとありました。
スタバ側が「減らします!」と宣言している訳ではなく、
報道で明らかになったらしいのですが、その減った量に対して
客は返金要求ができるかどうかが載っていました。
そもそもなぜ減らしたかというと容器いっぱいに注ぐと
ミルクやらを入れる際にこぼれるらしく、減らすようにしていくみたいですが、
量としては今までは容器の最上部から6ミリくらいまで注いでいたのを、
15ミリくらいにしているようで、返金部分はその減った9ミリに対してだそうです。
心の広い私などは「もういいじゃないか、9ミリくらい」と思ってしまいますが、
例えば常連さんだったりするといつもより少なくなっていたら
「ちょっと!」と言いたくなる気持ちも分からないではないです。
結局は何やら契約がどうの等書いてありましたが、返金はできないらしいです。
ただ、「量多めで!」というオーダーに対応してもらえるようで、
今までの量を求める人はそのように言うと良いでしょうと綴ってありました。
これはまた難問がやってきます。
9ミリ分増えるとなると「そっちがいい!」と思ってしまいますので、
できれば私も「量多めで!」と発注したいところですが、
サイズさえもままならない私にそんな大それた事が言えるだろうか。
言った時に「え?」と店員に言われたら、私の心は修復不可能になるでしょう。
やはり家コーヒーにたどりつく私ですが、
家では1回分を1杯で使ってしまうのにもったいなさを感じてしまい、
1回分で2杯作って2杯飲んでいます。 量多めです。


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深海生物

投稿日:2013/01/09
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鳥羽の水族館で飼育している深海生物「ダイオウグソクムシ」が、話題になっています。
餌を食べないまま5年目に突入したんだとか。
記事によりますと、同館では2匹を飼育展示していて、絶食しているのは07年9月に入館した 「No.1」(体長29センチ)。
09年1月にアジ1匹(約50グラム)を食べて以来、何も口にしていないんだそうです。
入館時の体重は1040グラムで、昨年11月の測定では12グラムしか減っていなかったから、「別にいいじゃん」と思ってしまいます。
で、調べると、『ダイオウグソクムシは、メキシコ湾やカリブ海などの深海に生息する海生甲殻類で、 等脚類中の最大種。
魚などの死骸を食べるため「海の掃除屋」とも呼ばれる』とありました。
おそらく「掃除」が気に触ったんだと考えられます。
誰だって食事をしている様子を「掃除」に例えられるのに、良い気はしません。
なのに餌として与えているのは「アジ」「シシャモ」「イカの足」、
これでは食べて良いのか、ゴミなのかの判断がつかないでしょう。
もっと「タマゴの殻」や「ミカンの皮」も混ぜていくのが得策です。
最近も『飼育員が水槽のふたを開け、No.1のそばに置きましたが、脚を動かしてはじき飛ばし、
十数分後には体を丸めてうずくまってしまった』とありました。
ひょっとして名付け親が全ての元凶ではないでしょうか。
幼児教育評論家に電話相談するのが、近道な気がします。


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晩酌之肴

投稿日:2013/01/07
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晩酌用に、チーズ味の菓子を買いました。
六袋で個別に包装されてますが、味は一種類です。
小さな袋には、カリカリしたチーズ味の三角形の物体が十五個位と、
豆が四粒入っています。
カリカリ三個に豆一粒のペースで食べねばなりません。
心して取り掛かりましょう。
最初は順調でしたが、酔いが進むにつれて、
豆だけを選んで食べている自分を発見しました。
小袋を開ければ、豆を全滅させてしまうので、
後半の中身はカリカリだけになってしまってます。
何度も軌道修正しますが、知らず知らずに指が豆を欲してしまいます。
これでは主役のカリカリを買った意味がありません。
店の棚には、豆オンリーの菓子も沢山並んでいたのですから。
そんな負け組な晩酌に疲れ果てて、
小袋の裏面を見ると、
成分表示の横にレシピが書いてありました。
この菓子を「更に美味しく楽しむ方法」なんだそうです。
「切ったチクワの穴に、カリカリと豆を詰めるだけ」で、美味しさアップなんだとか。
指示通りに詰めてみようと、チクワを切りました。
小さく切ったのでカリカリと豆の両方は入りません。
カリカリチームと豆チームを作りました。
もちろんカリカリチームが多数派となりました。
食べてみると、カリカリはチクワのクニクニ感と喧嘩してしまい、
お互いの良さを消し合ってます。
豆は塩味こそ強調させますが、チクワを無視して我が道を行く感じがします。
結論としては、アップどころか三者共に大幅なダウンでした。
試しにキュウリを詰めたモノも作成し比べました。
三種類の中では、断然キュウリの勝利です。
カリカリと豆も、最終的にはマヨネーズで食し片付けました。
チクワの良さのみに頼った料理です。
相性って大切です。
マヨネーズって偉大です。


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褒美肉片

投稿日:2013/01/02
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自分への1年間のご褒美に、ステーキを食べに行きました。
ご褒美だと、皆さんの想像では「高級」とか「厚切り」とか、
そういった感じだと思うのですが、
実際は某チェーンステーキ店の安価なステーキだったりします。
でもいいんです。 肉片を食べれたらそれでいいんです。
そこのお店はステーキなどを発注すると、サラダやパンやらが食べ放題で付いてくるシステムです。
ご褒美ですから、更に安いハンバーグなどに逃げてはいけません。
意を決してステーキを発注しました。
肉が届く間に食べ放題コーナーに行き、前菜的にサラダなどを盛っていました。
ごはんゾーンにはカレーもありました。
惹かれましたが、ステーキ前にカレーはないだろうと、とりあえずごはんをよそいました。
私の後に並んだ作業着の男性はてんこ盛りカレーを作っていました。
カレー男がテーブルに戻ると一心不乱にカレーをかっこんでいました。
テーブルにはまだステーキ的なものが届いていない様子でした。
よほどお腹が空いていたんだな。
そう思い自分の席に戻り、サラダなどを食べて肉の到着を待っていました。
そして念願のステーキが来ました。
小躍りしながら肉片をフォーク&ナイフを駆使して口へ運んでいきます。
何口目かで顔を上げると、周りはぼんやり座っている人ばかりです。
そしてしきりに立ってはてんこ盛りにした何かを手に舞い戻っています。
となりの席の大家族では、すでに食事を終えた感が漂っていますが、
お母さんを筆頭に子供、そしてお婆さんまでもわらわらと立っては何かを手に持ち帰ってきます。
向こうのテーブルの若い男の子は席を立つ度にパンをてんこ盛りにして帰ってきます。
私は肉半分でごはんのおかわりをしに行くと、
作業着のカレー男がまたてんこ盛りにカレーを作っていました。
帰り際に食べかけの肉をテーブルの端に置き、参考書を広げている学生風の人も見ました。
ここは一体何の店なのでしょうか。
席に戻り、残りの肉を平らげるとだいぶお腹がいっぱいになりました。
それでも私の周りでは食べ物が行き交う光景が繰り広げられています。
負けじとカレーを作りに出かけましたが、
カレー男の半分以下のカレーしか作る勇気が出ませんでした。
なぜか敗北感を感じる、ご褒美の一日でした。


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突撃婦人

投稿日:2012/12/24
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所用で少し遠い所に行った時、ごはんを食べにとある店に行きました。
そこは鮮魚店が営む食事屋さん、といった感じで
中に入ると常連さんと思われる人がすでにできあがった感じでいました。
その日に帰らねばならない私は、
刺身やらと共に酒を呑む彼らにうらやましさを感じながらも、
お茶と定食で我慢をしていました。
すると私の席の後ろから何やら声が聞こえます。
「○○クリニックにおったやろ?」
私は、声は聞こえども後ろの席のグループ内の会話と思い無視をしていました。
そしたら今度は「ちょいちょい」と言った感じで肩をつついてきました。
振り向くと、こちらもできあがったご婦人が
「○○クリニックにおったやろ?今日。」と言われました。
初対面のご婦人に聞いたこともないような病院名を言われ、
おったやろ?と言われても何のことかさっぱり分かりません。
「知らないです。 行ってないです。」と告げると、
「ほんとぉー? よく似た人がおったもん、入ってきた時から
そこにおった人やって思ったんやもーん」
と、笑顔で言われましたが違うものは違います。
「いませんよ」
ここで私はピシャッとドアを閉めるくらいの気持ちで返答しました。
これ以上、こちら側に入ってくるなという意思表示を示しました。
そういう態度を取れば、介入してくる人はほとんどいませんので、
落ち着いてまた食事に取りかかりました。
煮付けと格闘をしていると、また何か声が聞こえてきました。
そして同じように「ちょいちょい」と肩をつついてきました。
何やねん!むしろあの状態でまだ声掛けてくるってありえへん!と思い振り向くと、
「じゃあさ、役場の近くの○○ってラーメン屋さんにおったよね?」
「・・・」
「役場の近くのラーメン屋って○○って名前やったよね?」
「・・・」
ふと冷静になって考えてみました。
この人の最初の発言には決して「知り合いに似ている」と言った要素がありませ
んでした。
ではなぜ、こんなに人に話しかけるのか。
ご婦人の意図は分かりませんが、歳を経た人の「無邪気」には
どうしたって抵抗できない事に気付かされました。
最終的には「分かりませんよ」と笑顔になっている自分もいました。
ご婦人はその後、無邪気さ全開で別のテーブルの所の氷を
「ちょっともらってもいい?」と言って、自分のグラスに入れていました。
無邪気最強説が出来上がった瞬間でした。


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外食機会

投稿日:2012/12/14
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お店の人気メニューを当てる番組がありますが、
たまたまぼんやり見ていてどうにも気になることがありました。
それはステーキ店のベスト10を当てるものでしたが、
肉の上に色んな野菜がのっているメニューを見て、
ゲストの女の人が「女の人はこういう野菜多いのが好きよね」と言っていました。
確かに女の人は野菜が好きでしょう。
「カロリーとか気になるから、こういうのが良いよね」とも言っていました。
確かに女の人はカロリーが気になったりするでしょう。
では、なぜステーキ店に来た?と私はつい思ってしまいます。
どういった経緯で人はステーキ店に訪れるのか。
私は「肉が食べたいから」としか思いようがありません。
彼女の意見として彼氏が「ステーキが食べたい」って言うから、なら分かりますが、
デートで「ステーキ食べようぜ」って頻繁になったりするのでしょうか。
家族連れで「今日はステーキだ!」って言うのは分かりますが、
そういった場合は大抵、久しぶりの肉だったりします。
だったら、「せっかくの機会だ。カロリーとか気にせず、肉を頂こうじゃないか。」
と波平のように家族の前で厳かに伝えたいと思ってしまいます。
他にも、「ダイエット中の飲み会攻略法」なども載っていたりしますが、
これも「1日くらいいいじゃないか」と思ってしまいます。
食べ過ぎるのを防ぐためあらかじめ何か食べておく、とか、
脂っこいおつまみは控えるようにする、とか、
追加オーダーは野菜中心に頼む、とか、
シメの誘惑に負けない、とか。
でも食べるんだから、もういいじゃないかと思ってしまうのは
男の私だからでしょうか。
いや、食べられるんだから食べなきゃダメじゃないか、
そう思ってしまうのは、最近の主食がもやしだからでしょうか。


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鍋料理店

投稿日:2012/12/10
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上海の鍋料理店で行方不明になっていた愛犬シベリアンハスキーを、
飼い主が店から奪還して保護しました。
現場は、犬肉文化の残る地域からの出稼ぎ労働者向け飲食店が並ぶ地域で、
地元新聞記者がネット上で公開した店内の写真で、
行方が分からなくなっていた愛犬の姿を発見したんだそうです。
飼い主の女性が、店に問い合わせますが店長は「自分の犬だ」と言い張ります。
後日、店を訪れて「間違いない」と確認した上で警察に通報。
警官が奪還を図った際、抵抗した店員八人が拘束されました。
シベリアンハスキーは、識別用のマイクロチップで愛犬に間違いないと断定され一件落着となりました。
中国では、都市部には犬食の習慣はありませんが、四川、山西省など一部に犬食文化が残るのだそうです。
『犬肉は許可業者のみが取り扱うことができるが、最近は毎年のようにペットを盗んで売る闇グループが摘発されている。』と記事は結ばれていました。
夜な夜な闇グループは犬を求めて徘徊していたのでしょうか。
シベリアンハスキーは美味しくなさそうなイメージですが、鍋で煮込むから大丈夫と判断したのでしょうか。
臭みを消すため味付けは濃いめでしょうから、とても咽が渇きそうです。フリードリンク制なんでしょうか。
店側は『マイクロチップを噛んで歯が欠けた』等のクレームへの対策は、きちんと取っていたのでしょうか。
何より私の一番の疑問点は、店長の行動です。
最初の問い合わせから来店迄の間に、どうにか証拠隠滅の処理が出来なかったのしょうか。
シベリアンハスキーの首輪を外して逃がせば済む話な気がします。
大の大人が八人で必死の抵抗をしたところで、証拠の犬がワンワン吠えていては説得力に欠けるのではないでしょうか。
いずれにせよ、憎き闇グループの悪行のせいで、
愛犬家らの快適な睡眠時間はズタズタに切り裂かれました。
寝不足の愛犬家が、ペットを虐待しなかったのかが心配です。


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