渋滞情報

投稿日:2011/11/30
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渋滞、それは運転する者にとっての運命のようなものです。
どうしたって必ず一度は渋滞を経験することがあります。
交通量が集中することで起きる自然渋滞とかは、
もうありきで考えなければなりませんが、
例えば2車線の右側車線でハザードをたいて携帯で喋っているおばさんなどが引き起こす渋滞(実話)は、そのおばさんに一人1回はどついたってもええっていう規則が欲しいとさえ思ってしまいます。
例えば自転車に乗っている爺さんが車道をフラフラと蛇行運転していて、
いつこちらにフラっとはみ出してくるか分からない為、抜くに抜けない先頭車両が引き起こす渋滞は「自転車を降りて歩道を歩け!」と強く言える権利があったらいいなぁとさえ思ってしまいます。
もちろん普段よりダンディーが売りな私なので、普通の渋滞では何も思いません。
イライラしたところで車が進むわけがないと渋滞で生まれたその時限りの隣近所の車内の様子をチラ見しながら渋滞タイムを過ごしています。
渋滞の一番イライラさせるポイントとしては「先が見えない」点だと思います。
ラジオ等で情報を得たりできますが、それが分からないと何やら不安に思うのでしょう。
この前久しぶりに高速に乗りました。 乗った途端、「渋滞」の表示が出ています。ラジオが壊れているため、微妙な電波に乗って道路情報が流れてきます。
いつも肝心なところで雑音が入り、どのくらいの事故・渋滞状況なのかさっぱり分かりません。
「この先ガーガガー・・・付近でトラッ・・・ガーガー・・・で渋滞・・ガーガーピー・・」
そのくせ今度からやる集中工事についてはバッチリ聞こえたりすると、
「何でやねん」とイライラがつい発生してしまっていました。
先の見えない渋滞、ほんの数キロ先のことなのに進まない車たち。
前方に子供の姿が見えます。高速に子供?と思ったのですがどうやら高速バスを待っているようです。
ちょうど停留所付近で停まるとおじやんが話しかけてきました。
「どこから渋滞しとんの?」
「○○からです。ここまで来るのに1時間掛かりましたよ」
「うわぁ、えらいこっちゃなぁ、1時間後に飛行機に乗らなあかんのに・・・」
そう言い残しおじやんは去って行きました。その先にはスーツケースと頭を抱えるお母さん。
無邪気に走り回るのは子供だけでした。
イライラしていた心は消え去りました。彼らに比べれば何てことはありません。


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