途中下車

投稿日:2011/12/31
dango.jpg

年末です。
一年ももうすぐ終わりを告げます。
そんな時期、大人たちが繰り広げるのは忘年会です。
かくゆう私もしてまいりました、忘年会。
メンバーの中にスナック好きな奴がいます。
私はスナックに行くのは別に好きでも嫌いでもありませんが、
普通に金がかかるという理由で敬遠していました。
そのスナック好きのスナック行きを回避すべく、
いつもとは違う、わざわざ電車に乗っていく場所を開催地に選びました。
電車の時間があれば、
あまり遅くならないだろうという作戦です。
最終の時間のメモをしっかり持ち、いざ出陣です。
そして私は走り出しました。
なんだかんだでスナック行きは免れることなく、
しこたま飲み歌い、誰かが言った『もうすぐ最終電車が…』という言葉に慌てて店を飛び出しました。
走りに走り、なんとか最終電車に乗ることができましたが、乗った途端にアナウンスが目的の駅に行かないことを告げました。
しまったなぁと思いながら、酒の勢いで気持ちが大きくなっているのか
『何とかなるだろう』と流れに身をまかせました。

いきなりですが二日酔いの為、ココで中断いたします。
明日に続きます。


カテゴリ:出会い

奇跡復活

投稿日:2011/12/30
pasta.jpg

五つか六つ上の従兄弟がいます。
仮に名を孝司としましょう。
孝司は小さい頃、従兄弟連中のリーダー的存在でした。
親達は孝司を「オイ!校長先生!」と呼んでは、まとめ役として利用していました。
私達は「孝司兄ちゃん孝司兄ちゃん」と慕い、彼が指示する遊びに興じていました。
『ドカベンごっこ』では彼は山田で、私は殿馬でした。
『ゴレンジャーごっこ』では彼は赤レンジャーで、私は黄レンジャーでした。
そんな孝司が「孝司兄ちゃん」や「校長先生」から「孝司」に呼び名が変わる出来事が二つ勃発しました。

?ある正月。二階の自分の部屋で勉強していた孝司が、階段の下で遊んでいた我々を無視して、台所の母親の元へ半泣きでやってきました。
母親と叔母(私の母親)とヒソヒソと言葉を交わした後、三人で連れ添い二階へ。
何事かと聞くと、『ポコチンの先がズボンのチャックに引っ掛かり、進退窮まり泣きついた』との事。

??の翌年の正月。弟と遊んでいた時、はしゃいでオナラをした拍子に一緒に実も出したそうです。
ソレだけならよくある話ですが、その後、
→風呂場の前にパンツを脱ぎっぱなし
→パンツのウンチに、冷蔵庫から盗み食いしたコーンが大量に紛れ込んでいるのを家族に発見される
→弟にオヤツをやるからと口止めするも、従兄弟にバレたら、正月早々家出

そんな孝司が癌にかかり、闘病・入院生活の末、奇跡の復活を遂げました。
『よかったなあ』と言うと『天然パーマになって嬉しい』と返されました。
孝司がかかった癌はリアルに睾丸癌でした。
治ってよかったです。


カテゴリ:同級生

子供公園

投稿日:2011/12/29
milk.jpg

小さな公園に行きました。
以前、呑んだ帰り道にフラフラと歩いていた時、見知らぬ住宅街に迷い込み中に突然現れた公園です。
その時は暗かったのと夜遅くの公園の気持ち悪さとで素通りしてしまいました。
小さい頃公園の無い地域で育った私は公園の人工物感が今も好きなんです。
「確かこの辺りやったハズ」と結構な時間グルグル探索し、やっと見付ける事が出来ました。
エエ年をした大人が一人で公園で遊んでいると、そこを縄張りにしている子供達に絡まれる傾向があります。

15年程前に、当時住んでた近所の公園のすべり台で昼寝をしていました。気配を感じて目覚めると10人の子供に上と下から見つめられて慌てて身を起こしました。
すべり待ちかと思い「ごめんなあ」と謝ります。
子供達は口々に言います。
「別にいいよ」
「俺らすべり台なんかで遊ばへんもん」
「眠たいの?」
「仕事してないの?」
「誰かのお父さんなん?」
「なんでジャージなの?」
「誰?」
「変身できる?」
「一緒に遊ぼ!」
「いつまでいるの?」

レッドカーペットの上でインタビューされてる気分で、すべり台のすべり部分の上でそれぞれの質問に答えます。
「ありがとう」
「ほなもうちょい寝よかな」
「昨日寝てへんねん」
「あんまりしてない」
「誰のお父さんでもないよ」
「いつもコレなんやわ」
「名前言うてわかるかあ?」
「出来る!」
「野球しよか」
「もうちょいしたら帰る」

その公園に子供は一人もいませんでした。
そこには遊具が4つありました。4つの遊具には使用禁止と紙が貼られて、ロープでグルグルに固められていました。
犬の散歩中のおばさんが道から私を見てました。


カテゴリ:出会い

妹牡蠣殻

投稿日:2011/12/28
hade.jpg

小さい頃、貝が苦手でした。
イソモン(おそらく磯物が語源なんでしょうか)と言う巻き貝を、誰かが家に持ってくる度にイライラしてました。
イソモンは醤油味に丸ごと煮て、マチ針を駆使して貝殻の中の身を食べます。
そのチマチマっぷりが嫌いになった原因です。
針を指に刺し、そこへ貝汁(イソモンエキス)が染み込みます。
幼子が「これ拷問」と受け取ったとしても、何ら不思議では無いでしょう。
やがてイソモン以外の貝全般が嫌いになってしまいました。
そんな貝嫌いな私が小学校高学年の時、妹と二人で近所の海へ散歩に出かけました。
妹は私より4つ下です。
ガキ丸出しで「ワー」と叫んで、岩場に走って行くので「アカン」と監視してました。
波打ち際の岩場には小さな天然の牡蠣が繁殖しています。
「あれ何?」
「牡蠣やんけ」
「食べれる?」
「そりゃ食べる奴もおるやろ」
「あれ食べたい」
仕方なく、石で牡蠣の殻を壊して、小さな身を取り出してあげました。
潮でササッと濯いで口に入れ「美味しい」と言いました。
その後、妹はちょくちょく一人で海へ行っては牡蠣を食べてました。
影響されて私も食べれる体質になれました。
その年のクリスマスに妹がサンタにお願いし、見事に贈られたプレゼントは『ちょんちょん』と言う名の牡蠣をとる工具でした。


カテゴリ:グルメ

公開収録(45)

投稿日:2011/12/27


『第四十四回O&A始まります』
人間の本来の性(サガ)は如何なる物であるのか?アナタの心の隙間を、埋めて建てて掘り起こす「O&A」のお時間です。
参加希望の方はお気軽にご応募下さい。面白ければ採用させていただきます。ボツになっても恨みっこ無し。
それでは
『第四十四O!』
「破いて捨てた今年の日記、そのタイトル」

『&A』

・「遠距離恋愛スタート!」PN例の長谷川直樹
   →ゴールする前にリタイアしてもうたんでしょ、ご愁傷様
・「巨人軍での日々」PN甥っ子奮闘記
   →「かんの」か「すがの」か知りませんが、又来年お越しやすって
・「もしも俺がドライな彼女に交際を申し込んだら」PN現在高田馬場を通過
   →想像以上にウエットな結果に終わった模様です
・「平成23年1月1日今年の決意!」PN椎名
   →まあ、2日目分から24年で使いまわせますし
・「ともだちひゃくにんできるかな」PNアフリカン力士
   →初めて知る挫折感・世間の厳しさ、思い知らされました
・「『まりこへ』〜僕からのラブレター〜」PNロマンス方程式
   →最初は智恵子抄を気取りました、壁が高かったのです
・「ついに三日坊主打破」PN宇宙恐竜ゼットン
   →四日姫になりました、格は上がってます
・「スカスカおせち」PN熊崎孝之(33歳)
   →一昨年から引きずってましたが、遂に諦める事が出来ました
・「義母の入れ歯」PN高町の砂ふきん
   →ソレをどうしたんや、興味無いけど知りたいわあ、証拠隠滅か
・「自作ポエム集」PN目指せ度会の裕次郎
   →酔って書いたモノは醒めては読めないモノなのです、よみものも同じです
・「成りあがり〜飛翔編〜」PN矢沢金太郎
   →個人的には〜団栗背比べ編〜が好きでした
・「クリスマス時の骨付きモモ肉の高さは異常」PN伊勢の既婚女性怒りの鉄拳
   →冷凍の手羽元で代用して下さい、ヘルシー気取りで
・「可愛い可愛い私の天使、生まれてきてくれてありがとう」PNエンジェル伝説(漫画)
   →天使の期間は短いんです、コメント不可
・「サクラ散る」PN中三の風雲児(受験)
   →ピリピリモードの受験生に見習わせたい解答、素晴らしいスタンス
・「今年も年賀状一枚(いきつけの床屋)」PNバーバー久野
   →こちらサイドからは結構出しとるのに、不公平感タップリ
・「スマートフォンてスマートなんか?」PNナハナハ98
   →頬骨が出てる人からは不評らしいですね、憶測です
・「寝てたら小さな鎧武者」PN洋食戦隊ナイフ&フォーク
   →おそらく錯覚やわ、さもなくば病気決定となります
・「断酒宣言!」PNビール原
   →オマケに禁煙記念日も打ち切りとなりました
・「2012年日紀」PN今年の感じは「袢」
   →ケアレスミスも度が過ぎる、そっちの方が難しやろ
・「真美と僕との恋愛成就大作戦」PN志摩の荒ワシントン
   →この恋もピリオドが、そんな甘いモンではありませんな
・「もう少し、生きてみようと思った」PN摩天楼
   →重いわー重すぎやわー零点やわー、マジで
____________
沢山のご応募本当にありがとうございました。
今回の大賞はアフリカン力士でした。
今回は他人の日記を盗み見る趣味を持ってる方には容易いOでした。そんな奴らの巣窟です。今後ともお互いO&Aのセンスを磨く為に精進を続けましょう。
後Oの候補も受け付けています。
次回の第四十五回大会のOは
『今こそ書きたい書き初め』
となります。
1月1日までに名前かペンネームを記載の上、件名タイトルにO&Aと書いて
info@firstbase.jp
まで送って下さい。
よろしプリン!
カテゴリ:O&A

挑戦精神

投稿日:2011/12/26


昔、カレーのCoCo壱番屋で「1300グラムのカレーを30分以内に食べきれば無料」というのをやっていました。
普通サイズが300グラムですので4倍強の量でクリアになるのです。
ただし300グラムというのは、白米だけの重さです。カレーライスはカレーソース+白米ですから、白米の量が増えれば当然カレーソースの量も増えます。
1300グラムのカレーというのは、1300グラムの白米とその白米に見合うだけのカレーソースを指すのです。
半端な量ではありませんが、達成者は無料になるだけでは無く、店の壁に写真を貼ってもらえるという特典も受けられました。
ルールでは達成者はその達成した店舗では、二回目の挑戦する事は出来ません。
噂では各店舗を渡り歩き、次々と写真を貼られている猛者もいると言われていました。
私も挑戦しました。
ハングリー精神を味方に付ける為に、あえて無一文で挑みました。
30分以内に食べ切れなくても罰金はありません。が代金は当然発生します。
その金を持たない事で、更なるパワーアップを図る作戦です。
目の前にこんもりと盛られたカレーが置かれました。行った事はありませんがエベレストかマッキンリーのようです。登頂前の植村直巳もきっと私と同じ心境だった事でしょう。
ストップウォッチを手にした店員が私に合図をして、挑戦がスタートしました。
ご飯もカレーも熱々すぎて沢山口に含むのは不可能です。フーフー息をかけて冷まそうとする間にも、刻々と時間は進みます。
壁の時計が見えにくいので店員に腕時計を借り、皿の横に置いて見ながら食べる戦法を取る事にしました。
流れ落ちる汗をシャツで拭います。
食べつづけてますと、腕時計が早々にラスト1分となりました。
時の過ぎるのがあまりに早いのに心底ビビりました。まだ半分以上も残っているのです。
焦った私は、仕方なく皿を両手で持ち口を大きく開いて皿に付けました。
そしてそのまま優勝した力士が酒を呑む作法でカレーをゴクゴクと飲み込みました。
どれだけの間呑んでたのかは解りませんが、とにかく完食はしたのです。
問題は時間だけでした。
店員がストップウォッチを止めて「クリアです!タイムは14分16秒!」と言いました。
どうやら汗を拭いた拍子に、腕時計がパタリと倒れたらしいのです。
それに気付かぬまま焦って丸呑みし驚異的なタイムを叩きだてしまいました。
写真は火傷した口をアップで撮ってもらいました。
以来、二度と挑戦してません。
カテゴリ:グルメ

博多方面

投稿日:2011/12/25


音声認識エアコンは一部の博多弁は認識できないそうです。
今の世の中、声だけで物が動くようになってきたのですね、すごいです。
昔、超能力番組がよくやってました。
念力で時計を止めたりするあれです。
念ずれば花開くとは誰かの言葉ですが、
花を開かせるのは何も超能力風味の気持ちだけではなく、技術というのも入ってくるのかもしれません。 暑い吐息で時計を止める日も近いことでしょう。
そしたら今度は声でご飯を炊いてみましょう。
声でトイレを流し、洗濯機を回し、昨日の残り物のチャーハンを温め、食器洗い機をスタートさせましょう。
ハーイて言えばインターホンが作動し、
風呂と言えば風呂釜が勝手にお湯を張りだします。
そんな便利な機能も、
一部の博多弁使用者の人には全く意味のないものとなります。
そこで一部の博多弁使用者の皆さまにはユリゲラー降臨。 念ずれば花開くを実践です。 念力でコーヒーを淹れ、念力でチャンネルを変えるのです。
そもそも一部の博多弁ってどんなもんなんでしょう。
カテゴリ:企画会議

汚水救助

投稿日:2011/12/24


悩みの種が出来ました。
風呂の排水溝の流れが悪くなったのです。
全身を洗うと毎度汚水が2cm程溜まる事になりました。
圧力をかければ修復するかと思い、蛇口から水を目一杯注ぎました。
クルクルと回るばかりで一向に流れず、汚水は増すばかりです。
風呂場から出る時に、再度足を洗わねばならないという事態に追い込まれました。
流れてないと見せかけてますが、朝になると汚水は無くなっていますのでソロリソロリと流れているのは確実です。
壁に残ったすね毛が「たすけて」と記しているみたいです。
排水溝の網を回し取り、古歯ブラシを突っ込んで擦りました。
見える所はキレイになったので、試しに水を流してみました。
何ら変わる事の無い日常風景〜流れる気はありません〜が再現されました。
それどころか、黒い藻が追加された分、余計に汚らしくなりました。
ホームセンターに行き対策を考えました。
排水溝に注ぐだけで、髪の毛や汚れを溶かす液を購入しました。
翌朝、液入りの汚水が溜まりました。
再度ホームセンターに行き対策を考えました。
煙突掃除用のブラシと金棒(ブラシ装着可能)を購入しました。
風呂場でブラシが排水溝に入らない事が解りました。
再々度ホームセンターに行きました。
途方に暮れていると、ギュッポンが目に留まりました。
購入してギュッポンをギュッポンギュッポンしました。
くっさい臭いが風呂場に充満してきました。やがてゴボゴボーと爆音がしました。
試しに水を流すと、出会った頃の様に流れてくれました。
ギュッポンと煙突ブラシセットの置き場所を何処にするかが今の悩みの種です。
カテゴリ:企画会議

鶏後半戦

投稿日:2011/12/23
ami.jpg

(昨日の続きです)
毎朝、学校に行く前にエサをやります。
エサは、近所で貰ってきた米ヌカと刻んだ葉っぱと牡蠣の殻を砕いたのを水で混ぜて作ります。
最初に「世話する」と言った手前、牡蠣殻をハンマーで砕くのとかも全部やってました。
そうこうしている間に、ヒヨコはニワトリになりました。
卵を産んだのです。
どちらが産んだのかは解りませんが、最初の卵はふたごでした。
毎朝産む様になり、二個の卵を拾うのも私の仕事になりました。
牡蠣のおかげか、殻が異様に固くて割れにくい卵でした。
産む瞬間を見たくて、小屋の中で張り込んだりもしてました。
近所にイタチが出たとの情報を聞いて、コブチとかいう罠を仕掛け見事にイタチを捕まえた事もあります。
知らないおばさんがやって来て「襟巻きにしたい」と言うのであげました。

何年かたったある日、友達と遊んで帰ると、親の知り合いが10人位家に来てました。
唐突に「すき焼きをする」と言われました。
ニワトリを見ると毛を毟られてました。
知らんオッサンから「卵も産まん様になったし、食べたった方がアイツらも嬉しいんや」と諭されました。
「嫌や!」と叫ぶと親に殴られました。
そしてニワトリらは首を切られ肉片になりました。

夜になるまで一人で毛を燃やしてました。毛は水分を含んでいる為か燃えにくく、白い煙に包まれて泣いていました。
家からはおじさん達が酒を飲みながら「固い肉やな」と騒ぐ声が聞こえました。
家に帰ると小鉢にすき焼きが残されていました。
「供養やから食え」と言われ、食べました。

しばらくして、おじさん達の一人から名古屋コーチンのヒナが二匹届きました。


カテゴリ:出会い

鶏前半戦

投稿日:2011/12/22
pikapika.jpg

小学一年の時の事です。
さんざん親にねだって、夜店でヒヨコを二匹買ってもらいました。
帰りの車では、ケーキ箱の中で「ピヨピヨ」と小さな声で鳴いてました。
我慢が出来なくて、何度も隙間から様子をうかがいました。
細い足をプルわせながら、必死にバランスをとろうとしてました。
ふわふわの毛も震えていました。
「寒いんかな」と聞くと、
「怖がっとるんやわ」と親が言いました。
『そんな怖がらんくてもエエよ、これから何があっても俺が守ったるわ』と心の中で呟きました。
するとヒヨコ二匹は震えるのを止めて、私の方を見ました。
そして安心をしたのか小さなフンをしました。
テレパシーが通じたのだと私は満足して、ケーキ箱をソッと撫でました。

自分の部屋で、段ボール箱に新聞紙を敷いてヒヨコを飼いだしました。
夜は寒いだろうと、白熱灯を近くに置きました。今思うと、さぞや眩しかったろうと思います。
水を飲む時に『クチバシに水を乗せつつ上を向く』という仕組みに大爆笑しました。
私に一番なつきました。
友達や従兄弟が遊びに来ると自慢してました。
ヒヨコはいつまでもふわふわのヒヨコではありません。
すぐに固い羽が生えて、鳴き声も「コッコッ」に変わります。
オスとメスで買ったハズなのに、両方ともメスだと解りました。
その頃から段ボール箱から脱走して、その辺にフンをしはじめました。
やがて家族から部屋で飼う事に対してクレームが出はじめました。
私が裏庭に鶏小屋を作る事態になりました。
金網や板を切り、釘で打ち付けての作業です。でかいプラモデルを作ってる感覚でしたが、後半は半泣きでした。
ノコギリやトンカチを下手くそなりに駆使しながら、やがて使い方を覚えました。
小屋が完成して、別居生活のスタートです。
(明日に続きます)


カテゴリ:出会い