新種寄生

投稿日:2013/07/08
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三重県沖の深海から網で引き揚げたタコから、
新種の寄生生物が見つかりました。
寄生生物は微小生物「ニハイチュウ」の新種が二種で、
ツノモチダコの内臓から見付かったんだそうです。
ニハイチュウなる生き物を初めて聞いたので調べました。

『ニハイチュウ類は底棲の頭足類(タコ類、コウイカ類)の内臓を生活の場とする数ミリメートルの多細胞動物。
ニハイチュウ類は、古くからその少ない細胞数と単純な体制から、単細胞生物(原生動物)と多細胞動物(後生動物)をつなぐ中生動物として知られるが、
その後、ニハイチュウは後生動物の一員であることがわかり、現在は二ハイ(ハイ※月に不に一)動物としてあつかわれている。』

最初は勘違いしてたけど、間違いに気付いて改めた事だけは理解しました。
ニハイチュウに魅せられた、どっかの大学の古屋と言う人が参考文献で名前が出ていました。
『中生動物門、バイオデイバーシティ・シリーズ第5巻無脊椎動物の多様性と系統』
『中生動物ニハイチュウ研究の展開、遺伝』
『中生動物ニハイチュウの形態と生活史の適応、比較生理生化学』
『中生動物研究の現状』
『ニハイチュウ類の分類に関する最近の話題』
『中生動物の分類と自然史、21世紀の動物化学』
すべて古屋著です。
今回、発見されたニハイチュウはそれぞれ
『トバニハイチュウ』
『ツノモチダコニハイチュウ』と名付けられましたが、
古屋さんは遠足に『ハイチュウ』を持って行く事に賛成なんでしょうか。


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