瀧正則様

投稿日:2013/11/29
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彼らを初めて知ったのは18際の頃でした。
よく分からないけれど分類としては「ミュージシャン」で、
インディーズ時代からのCDなども聞いていましたが、
もし名刺を渡されたとして、「ミュージシャン」と書いてあったら、
「いや、ちょっと違うような気がする・・」と未だに思うのが
その内の一人、ピエール瀧です。
私が初めて「芸能人」というカテゴリーで、
サインを求めた人物です。
最近では音楽の分野よりも、役者だったり、タレントだったり、
何かしら活躍が多く、毎月更新のどんぐりおじさんでは、
コラムなども執筆しています。
多彩といってしまうと、何か無駄に褒めてしまう様な気がして
何となく言いにくいという風に他人に思わせてしまうのも、
彼の魅力なのかもしれません。
あの当時はこのような活躍になることを
全く感じさせませんでしたが、
とうとう彼はすごい事を為し得ました。
報知映画賞で助演男優賞を受賞したんだそうです。
ちなみに他の受賞者は、
主演男優賞:松田龍平
主演女優賞:真木よう子
助演女優賞:池脇千鶴
この面々で受賞してしまったのですから、
瀧を慕う私としては「どうした?」と言いたくなってしまいます。
その報知映画賞というのが一体どういったものなのでしょうか。
調べてみると、スポーツ新聞が主催の映画賞で、
映画界をもう一度盛り上げたいと1976年度に制定されたんだそうです。
この報知映画賞を先陣に、日本アカデミー賞やブルーリボン賞などが
開催されるため、その後の受賞を占うような形で大きく注目されるんだそうです。
ということは、アカデミー賞受賞とかブルーリボン賞受賞とか、
そういった事があり得るかもしれないと言う事でしょうか。
「金玉が右に寄っちゃった〜」
「俺が畳だ、た、た、た、た、畳だ、殿様だ」
と歌っていた人が、
タキシードを着て壇上に上がる時があるかもしれないというミラクル。
人生というのは、想像の上をいくものなのかもしれません。
ピエール瀧さん、おめでとうございます。
貴方から貰った色紙は、今も飾ってあります。
心の中に。


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