秋之夜長

投稿日:2013/11/04
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同窓会を開催するにあたっての様々なプチ事件を
このよみもの内でもちょこちょこ書いてきました。
だいたい多いのは「同窓会までに痩せる」という発言。
こないだは「どのような格好で行けばよいか」と言う事も尋ねられました。
とりあえず「仕事着で来い」とだけ伝えておきました。
ちなみにそいつは食品製造をしているので、
たぶんエプロンに長靴、頭は頭巾などをかぶりながらのスタイルでしょう。
ややウケ止まりなのが、想像できてしまいました。
ここで思うのは、皆一様に見た目を考えているのだな、と言う事と、
私自身が見た目を全く考えていないんだな、と言う事の再認識です。
中には「本気の恋を捜すのだけが目的」と宣言しにきた奴や、
高校時代より数段綺麗になった女子(40才)の情報を教えにきた奴もいます。
彼らはどうしたいんでしょうか?
又、私はどうすべきなんでしょうか?
そこでパラパラ新聞を眺めていると、広告欄にこのような文字が書いてありました。
「絶対に譲れないオシャレが、40代にはある!」
これは婦人誌の見出しですが、
絶対に譲れないオシャレを40代は考えねばならなさそうです。
その横の広告欄の見出しには
「40代の12月は目を何とかすれば、何とかなる!」
とも書いてありました。
何とかすれば何とかなりそうですが、
一体何をどうしたら正解なんでしょうか。
女の人の話ですが、男以上に色々大変そうな雰囲気です。
若いころですが、誰かのお店の開店パーティーに顔を出さねばならなくなり、
いつもの上下赤いジャージで何も気にせず行った私ですが、
今回の同窓会は、いくら何も気にしないといっても、
40才ですのでそれなりに考えねばならないと思いました。
あの時の赤ジャージは箪笥の奥で眠っていました。
高校時代の野球部のユニフォームを探しましたが、
昔やっていた草野球チーム「cafe de 鬼」のロゴが入ったものしか見つかりませんでした。
フリーマーケット帰りのインド人から50円で買った「本場ハワイ製のムームー」はシワだらけになってました。
いっその事、「全員仮装して来い」と伝えた方が、
どんな見た目であろうとも問題ないように思いました。
ハロウィンの発祥も、こんな所からなのかも知れないと思いつつ、
秋の夜長を過ごしています。


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