遺失物法

投稿日:2012/08/19
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津南署で落とし物としてブタを預かっていて、落とし主を探してるんだそうです。
記事によると、八月十四日の午前二時にブタが歩いてると通報があり、
署員四人が駆け付け、住宅街をのんきに歩いていたブタを発見、
ロープで縛って保護しました。
その後、署内の犬用のおりに入れ「落とし物」扱いに。
当日の幹部のコメントは
『トンだ落とし物だ。早く持ち主が名乗り出てほしい』といささか呑気なモノでしたが、
何日たっても、飼い主が現れず「ペット」か「食用」かも分からずに焦りだしているみたいです。
最新の記事では、署が獣医師に診てもらったところ
「去勢されたオス」
「体重80〜90?」
「生後5ヶ月」
「両目の上に黒いぶち有り」
「右目の上にはミッキーマウスの模様」
と写真付きで呼びかけ、行方不明者捜索みたいな必死さがうかがえます。
ブタはおりに入れらて「弁当の残り」「トマト」「バナナ」「桃の皮」を食べています。
何故か「キャベツ」や「食パン」は食べません。
暑さに弱いため、日中に三回ほど、落とし物担当の署員が水を浴びさせているんだとか。
『遺失物法に基づき三ヶ月預かった後は、県の所有物となるが、選択肢として殺処分もありうる。』と記事の最後には脅しも組み入れています。
なぜなら、ただ今津南署管内で捕まった犯人は、
「ブタ箱に入れられ、臭いメシを食う」ハメになるからです。
そんな当たり前な事が言いたいのではなくて、私が本当に伝えたい事は
「桃は誰が食べた?」だけなのです。


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