親密待遇

投稿日:2014/03/14
dotedon.jpg

新聞に「薩摩では親密な客に対する待遇として、
枕を並べて寝転びながら話す風習があった」というのが載っていました。
今もあるかは分かりませんが、
当時そのようにお客をもてなしていたとして
その場合の枕の並べ方としては、どのような形がベストなんでしょうか。
横並びの場合、目線に迷いを生じます。
お互いが星を眺めるように真上を向いたまま会話をすれば、
別段何も悩むことはありませんが、
時々横を向いて目を合わせたら何か恥ずかしく、
かといって、相手がずっと横を向いていた場合には
どんなに恥ずかしくても目をそらすわけにもいかず、
お互い見つめあったまま寝転ぶことに、
もてなしとは何ぞやと考えてしまいます。
では、頭を付き合わせた形ではどうでしょうか。
足←頭・頭→足といった形です。
横を向いても下を向いても相手は見えず、
話しやすさでは一番に思いますが、
ひどく場所を取る形となります。
お互いに膝を曲げればいいじゃないかと思いますが、
膝を曲げたまま寝転ぶのなら寝転ばなくていいじゃないかと、
10人中8人くらいは思うはずです。
足←頭
頭→足
の形ではどうでしょうか。
横並びの際の形と同じではありますが、
横を向いても相手の足しか見えず、話しやすいには話しやすいですが、
足の事を常に考えねばなりません。
靴下はどんなん履いていただろうか。
結構歩いた後だが臭わないだろうか。
足は動かしていいだろうか、その動きは指先まで力を入れるべきだろうか。
もてなされているというよりも、
判断されているという風に思ってしまう事でしょう。
一番ベストなのは、背中合わせで寄り添う事でしょう。
前を向くしかありませんから、目を閉じていても平気です。
場所も取りません。
背中で相手の温かさを感じながらのおしゃべりですので、
帰り際にはより親密な関係になっていることと思います。
もちろん、親父同士であっても。


カテゴリ:企画会議