楽器購入

投稿日:2014/07/21
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子どもの頃の懐かしいものに、
「リコーダー」と「ピアニカ」があります。
音楽の教育としてこれらの楽器は、
今まで楽器というのに触ったことのない子どもが、
初めて触る楽器にあたるので、
そういった意味で重要な役割を果たしているとは思うのですが、
小学校生活を過ぎると全く触れることなく押し入れに仕舞われていきます。
もちろん趣味で小学校を過ぎてもリコーダーやピアニカを
楽しむ人はいるでしょうが、
大抵はその存在を忘れて大人の階段を上っていきます。
以前から思っていたのは、
これらの楽器は「購入」せねばならないのは何故なのか、
ということでした。
大きな理由として「口をつける」というのが挙げられます。
私はその気持ちが全く分かりませんが、
リコーダーやピアニカなどは、
好きな女子のものをそっと使ってみて間接キスを感じるという、
バカな男子もいるようですので、
口をつけるという事の大きさはこういう所にも出てきています。
しかしながら、そう滅多に使わないですし、
持ち運びも正直面倒くさいですので、貸出方式にしてはもらえないだろうか、
と常々思っていました。
口をつける部分だけ「マイ吹き口」を持っていればいいのではないか、と。
ただ一つ懸念があります。
自分のリコーダーやピアニカの吹き口の匂いを嗅いだ事をあると思うのですが、
思う以上に臭いです。
特にリコーダーなどは「唾臭い」を越えた超人的な香りがします。
ピアニカは幾分唾臭いの範囲でいますが、
もし、貸出方式を採用したとして、吹き口のみ交換した場合、
その先の万人が垂れ流した唾の歴史については、
どのように香ってくるのか未知数です。
ちなみにピアニカはメーカー小売価格7,000円程度するのです。
唾臭さと7,000円。 なかなか悩ましい問題です。


カテゴリ:同級生

麻婆種類

投稿日:2014/07/20

中華料理屋で麻婆豆腐を注文すると、
同じ料理とは思えない程の差があります。
使ってる材料は、豆腐を筆頭にほぼ一緒のはずなのに
大きな違いがあります。
ボテッとしたいかにも餡ですというトロミが強いタイプと、
豆腐が大きめの具が強調するタイプはまた口当たりが違いますし、
唐辛子が主張する唐辛子系、山椒が主軸の山椒系、
甘みと酸味の強いお子様系など様々です。
個人的な好みで言えば、豆板醤ベースの山椒系大きめ具で色はコゲ茶となります。
メニューの写真を見ると、トロミと色を確認する事が可能で、
ボテッとした赤い場合は、発注を取りやめる流れとなります。
この赤みがあるタイプはだいたいにおいて、
家庭で作る麻婆豆腐の素の味がするので、
何も金を払ってまで食べたいとは思いません。
豆腐もさまざまあり、木綿を使っている所や絹ごしを使っている所、
また一度湯通しをしているかしていないかでも、
最終的な味に違いが出てくるように思います。
私の好みは木綿豆腐を一度湯通しして、
口当たりをややしっかりとさせているものです。
絹ごしは口当たりはなめらかで美味しいのですが、
トロミとの協調性が半端なく、
一体感を楽しみたい場合は絹ごし系をオススメします。
ただし、豆腐の種類まではメニュー写真では分かりかねるので、
注文してからのお楽しみとなっています。
そんなこんなで私はお気に入りとする麻婆豆腐を出す店があり、
足繁く通っていたのですが、ずいぶん前にその店の従業員が、
独立をして自分の店を出しました。
一度食べてみようと赴いた際にもやはり注文は麻婆豆腐です。
お気に入り店との違いは少し山椒が足りず、
パンチがにぶっているように感じましたが、
一番の相違点は麻婆豆腐を9割ほど食べ進めた時に出てきた、
料理人の毛髪でしょうか。
できれば食べ始め辺りで見つかるくらいなら良かったのですが、
すでにレンゲラスト1すくい位で見つかったので、
文句の言いようがありませんでした。
そんな訳で髪系のこの店は二度と来ないな、と店を後にしました。
カテゴリ:グルメ

電波体操

投稿日:2014/07/19
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夏休みが始まりました。
今の小学生には、ラジオ体操の義務が無いみたいです。
私の幼少期は、集落の子供が、盆踊り会場に毎朝ダラダラと集まって輪になって行うのが恒例でした。
その輪の中心に、学校から貸し出された銀色のラジカセを設置し、
ラジオが受信出来ない為、カセットテープで流されていました。
今思うと、ラジカセの背中側にスタンバった人は、
何も聴こえてなかったのでは無いかと心配になります。
参加証明書を兼ねたハガキ状の紙に、紐を結んで首からぶら下げて挑むのですが、
雨に濡れたり、汗に濡れたり、ヘロヘロになるのをセロテープでカバーします。
体操が終わると係の上級生が、
鉛筆キャップを朱肉に押し付けてハンコを押してくれるのですが、
「セロテープでハンコが押せへん」と、よく文句を言われてました。
自分が上級生になった時には、
体操の前にまず山へ行き、「しこたまクワガタを採集した後に体操」というスケジュールを確立していました。
体操が終わると、宿題の進行状況を報告します。
それにより、読書感想文と防犯ポスターは、最終日に片付ける流れとなる訳です。
午後からの予定も議論の対象です。
「今日はどの川でザリガニを採るか」や「どこの浜でサザエを採るか」を上級生の情報を参考にしつつ、
まだ誰も知らない、未開の場所を探し求めてはさまようのでした。
時には体操中にケンカをしたり、旅行に行く人多数で参加者二人のみだったりしましたが、
子供ながらに「社会」を学習する場所だったのかも知れません。
お盆に、親戚の家にやってきた都会の子供の登場にテンションが上がり、
ボラの突き方を教えたり、アケビの食べ方を教えたり、スイカの盗み方を教えたりと、
忙しいのに先輩面をせねばなりませんでした。
朝飯前に、元気な人達でした。

そう考えると、ラジオ体操は無くて正解です。


カテゴリ:同級生

生贄夫人

投稿日:2014/07/18
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松阪にひっそりと佇む映画館があります。
普通のそれとは違い、いわゆる「ポルノ」系のものです。
一度、その映画館の前の通りを歩いた事があるのですが、
通りから奥まった先にある空間は、
平成という時代の中の残された昭和であり、
色で言えば紫色のようなダークな空気が流れていました。
もちろん、入る勇気はありませんでした。
上映されている映画のタイトルがちょうど見える場所を
車で通り過ぎる時は、どのようなタイトルかをチェックし、
ひそかな楽しみとしているのですが、
今も何週間か毎に変更されているので、
ちゃんと見ている人がいる、ということなんでしょうね。
みうらじゅんが今度、日活ロマンポルノ検定をやるそうです。
検定は、1971年から1988年まで製作された
成人映画の作品群「日活ロマンポルノ」をみうらが紹介する番組の
スピンオフ企画なんだそうです。
問題は、初代SMの女王と称された女優さんの「生贄夫人」や、
みうらじゅんが影響を受けた「海女シリーズ」からも出題されるとの事。
「海女シリーズ」は「色情海女 ふんどし祭り」(81年)、
「くいこみ海女 乱れ貝」(82年)など、ロマンポルノの定番シリーズの一つなんだそうです。
ポルノ映画を見たことはないのですが、
これらの作品のタイトルは昔からななめ上をいくようなものだったりするのですね。
今、松阪で上映されている映画のタイトルも時々面白いものがあったりします。
もし、タイトル穴埋め問題が出題されたとしても、
きちんと覚えていなければ難しそうです。
「色情海女 ○○○○」だったら「ふんどし祭りだっけ?乱れ貝だっけ?」と、
他の海女シリーズとごっちゃになる可能性は大です。
どのような形で力が発揮されるかは分かりませんが、
ポルノ検定1級とか、是非履歴書等に書いてほしいものですね。


カテゴリ:企画会議

廃品回収

投稿日:2014/07/17
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家の中でくつろいでいると、外から何やら音が聞こえてきました。
「こちらは廃品回収です・・」と女性のアナウンスを流しながら、
車が近所を走っているようでした。
廃品回収か、と思ったのですが、何やら妙な違和感を感じます。
一体何なのだろうか。
ただの廃品回収にすぎないのに。
よく耳を澄ますとアナウンスのバックに曲が流れています。
「♪〜♪」どこかで聞いた事のあるフレーズです。
一生懸命思いだそうとするのですが、なかなか出てきません。
考えあぐねていると、曲に突如「声」が入りだしました。
「♪ラ〜ラ〜〜ラララララ〜ラ♪」
「♪ルルル〜〜ルルルル〜ルル♪」
それは「北の国から」のテーマ曲でした。
別に何も悪い事はありません。
しかしながら思ってしまったのは「何故、北の国から?」でした。
そのまま車は遠くへ行ってしまったようで、
さだまさしはどんどん遠ざかっていきました。
北の国からのチョイスは、果たしてどうなんだろうか。
かといって廃品回収の際に流す曲に正解なんてあるのだろうか。
それから私は考えました。
何が廃品回収にうってつけの曲なのか。
北の国からバージョンは、何となく大自然が頭に浮かび、
何となくドラム缶でお風呂とか入ってそうな感じがし、
なおかつ車でアチコチを回っているのだから、
何となく苦労をしているのかもしれないという、
北の国からに引っ張られ過ぎた印象を無駄に持ってしまったのは事実です。
ですので、できれば軽快な音楽の方が良さそうな気がします。
エグザイルだと「お前、適当にやっているだろ?」という勝手な想像が働きます。
鳥羽一郎だと「ここは陸地だぞ?」と問いかけたくなります。
ミスチルだと「好感度上げようって思ってんだろ?」と穿った想いを抱きます。
色々考えてしまうので、やはり無音が一番ベターなのかもしれません。


カテゴリ:出会い

謎之謎謎

投稿日:2014/07/16
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なぞなぞは子どもの頃に出したり出されたりして
遊んだことのあるものですが、
結局1問・2問くらいで飽きるというのが、
スタンダードななぞなそ遊びではないでしょうか。
大人になってからなぞなぞに興じる事はありませんが、
こんななぞなぞを発見しました。

さめたホットドッグはなあに?

ちなみに答えが書いてありませんでした。
ですので答えはこうじゃないだろうか?
と推測して考えていきたいと思います。
普通に読むと、冷えたホットドッグであることが窺えます。
穿って見れば、「ホットドッグに対する想いが冷めた」
とも見受けられますし、
「さめた」がひらがなとなってますので、
一概に「冷めた」と言っていいのか分かりません。
「覚めた」と読むとすれば言わばホットドッグが覚醒した訳ですから、
ちょっとひと癖あるホットドッグかもしれません。
かじるとケチャップが相手への攻撃になるとか、
そういった類かもしれません。
なぞなぞですので色々頭をひねって考えるのが基本です。
ホットドッグについても考えねばなりません。
ホットドッグはアメリカの球場で売られているパンにソーセージを挟んだ、
それであることも言えますし、
「ホット」と「ドッグ」を分割して考えると、
熱い犬という事にもなります。
その熱いもどういった熱量なのかも考えねばなりません。
普通に考えれば、ひえたホットドッグなので、
なぞなぞの答えは「犬」と言いたいところでしょうが、
果たしてそれが正解かどうかは分かりません。
熱いの熱量が松岡修造のようなものを指すのであれば、
ひえたホットドッグは「平常心の犬」とも言えてきます。
ホットドッグを離さずそのまま、パンの方で考えれば、
ひえたホットドッグは「食べれたもんじゃない」とかも言えますし、
もっとひねれば「お弁当」という答えも導き出せます。
そんな訳で色々考えてきたのですが、
そろそろ文字数も達してきたのでここで筆を置く事にします。
あなたなりの「ひえたホットドッグ」を考えてみて下さい。
きっと、何かが見えてくる事でしょう。


カテゴリ:読者投稿

公開収録(178)

投稿日:2014/07/15
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『第百七十七回O&A始まります』
人間の本来の性(サガ)は如何なる物であるのか?アナタの心の隙間を、埋めて建てて掘り起こす「O&A」のお時間です。
参加希望の方はお気軽にご応募下さい。面白ければ採用させていただきます。ボツになっても恨みっこ無し。
それでは
『第百七十七O!』
「喫茶「来夢来人」の名物メニュー」

『&A』

・「いろいろ混ぜたジュース」PNライオネスと飛鳥
→多種多様なフルーツを擦り合わせ、牛乳で混ぜたジュースでした
・「タマゴサンド〜殻入り〜」PNヤッホー雪崩
→はるか昔に名駅のオムライス屋で、3打数3安打がありました
・「来夢血トースト」PN椎名
→何と読むのか解りませんが、「ライ麦畑でつかまえて」は確実に違います
・「名物丼」PN幸せの黄色いハンカチーフ
→脇には「名物汁」と「名物漬」が控えていました、美味しかったです
・「一本ネギでソバを引っ掛けるやつ」PN志摩の荒鷲
→調べると複数地域に存在してますが、どれもネギ嫌いにはたまらない一皿でしょう
・「沙羅曼蛇焼きそば」PNバッハ
→とりあえず「コナミか」としか、掛ける言葉が見付かりません
・「モーニングに家電が付く」PNニイヌ・マッケンジー
→ウドンと茶碗蒸しは何とか理解しましたが、もはや不能となりました
・「大汗(ダイカン)ラーメン」PNジャンボ・タニシ・鶴田
→口に入れる品に「汗」が付きます、ジンギスカンと同じカテゴリーです
・「来りい夢そうだ!」PN金のエンゼル
→元気なダジャレです
・「刺身定食¥1,600」PN和風エビフライ
→新鮮なのが6種類でお得ですが、如何せん来夢来人作です
・「スッピンピンダンス」PNOi!スター
→かなり卑猥なショータイムですが、当局に取り締まるスベはありません
・「ライムティー」PNビーチボーズ
→そこをカタカナにしてるのは、計算かウッカリか読み取れません
・「ホットチョコレート・アンソロジー」PN(^◇^)
→英単語3つ繋ぐとソレっぽくなります、ジョン・F・ケネディとか
・「超コンガリトースト」PN偽ゴルゴ13
→ジャミジャミのコゲが美味い、と一部マニアに受けたりもします
・「レトルトのようなミートスパゲティ」PN猫ドビッシュー
→時には缶詰のようです、とにかく記憶にある味でした
・「コーヒー豆がそのまま入っとる」PNコンビニ堕天使
→どこかの店頭で見て真似てみました、猿真似です
・「ぼったくり感が否めない日替わりランチ」PN松岡芭蕉
→皿の上や間のそれぞれに、空白が沢山あります
・「夜は朱色のライト」PN麒麟児
→妖艶な雰囲気を作りたいのですが、ママのガサツさで台なしです
・「小汚いオヤジが作る『白雪姫と7人の小人ドリア』」PN駅部田のスナフキン
→想像でしかありませんが、八宝菜にチーズをかけて焼いたイメージです
・「クール・ホットケーキ」PN椎名林檎(本人)
→昨日の売れ残りを冷やしました、夏場はちょいちょい売れてます
・「冷コー」PN目指せ度会の裕次郎
→コーヒーかコーラかで迷う人には、「温いコーラは無い」の格言を紹介します
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沢山のご応募本当にありがとうございました。
今回の大賞はOi!スターでした。
今回は英語を漢字に当てて、得をしたい作品が多数寄せられました。広義のダジャレです。これからもO&Aのセンスを磨く為に精進を続けましょう。
後Oの候補も受け付けています。
次回の第百七十八回大会のOは
『シャアが乗船拒否したモビルスーツの特徴』(by宇宙恐竜ゼットン)
となります。
7月20日までに名前かペンネームを記載の上、件名タイトルにO&Aと書いて
info@firstbase.jp
まで送って下さい。
よろしプイツ優勝!
カテゴリ:O&A

漫画世代

投稿日:2014/07/14
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子どもの頃は、漫画を読むのは子どものみで、
今の時点でお金がなくて漫画が買えないのに、
大人になってお金があったとしても漫画なんて買わないのだから、
子ども時分にもっと手の届きやすい値段設定にしてほしい、と
思ったことがありますが、
なんてことはない、大人になってからの方が漫画読むものなんですね。
しかしながら漫画業界も少子化の影響なのか、
このままでは崩壊するのではないだろうか、という懸念もあるようです。
大人になっても漫画を買っている私としては、「なぜ?」と思ったのですが、
今、大人が漫画を買っている話自体が終わってしまったら、
新たに大人が別の漫画を買うだろうか、ということなんです。
子どもの数は減っていて、それだけで漫画を買う人口は減っていき、
なおかつ今買っている大人が新しい漫画に手を出さなければ、
どんどん漫画業界は衰退していくという図式が成り立つのです。
なるほど、確かに今連載している話が終わったら、
他の漫画を買うだろうか?と思ったら買わないのかもしれません。
その情報というのは週刊や月刊の雑誌だったりするので、
雑誌自体を買っていないとおのずと新しい物は入って来ません。
よく分からずに新しい話のものを買おうとはなかなか思えないので、
そうなのかもしれません。
雑誌自体も子どもが少なくなれば、販売部数も減っていきます。
また、若い作者や編集者が育たないというのもあるようで、
そういった点も含めて漫画業界というのはこの先、
なかなか難しい所に行くのかもしれないというのが載っていました。
順調そうに見えて、実は色々抱えているものなんですね。
こうなったら漫画は少年少女向けではなく、シニア向けに変化していくべきですね。
子どもは減るけれど老人は増えていくわけですから。
私が何か考えろと言われたら、やはり年を経てからの恋愛話はどうでしょうか。
もしくは地球に侵略してくる、とある敵に対して、
年の功を活かして何とか攻防するみたいな話とか。
主人公が若いから若い人しか付いていけれないのかもしれないですし、
思いきって主人公の年齢をグンと上げてみれば思わぬ客層が付くかもしれません。
じゃあ、今の年齢と同じ世代の主人公の漫画読みたいか?って言われたら、
私は「オラ、ワクワクすっぞ!」とまだ言っていたいので、
たぶん読まないとは思うのですが。


カテゴリ:読者投稿

奇妙隣人

投稿日:2014/07/13
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となりのトトロがやっていたので、
それとなく見ていました。
以前に見たことあるはずなんですが、
基本的にアニメはあまり覚えていない性質なので、
初見の構えで見ていました。
トトロと言えば、ほのぼのファンタジーみたいなイメージを持っていましたが、
改めて見ると非常に怖い物語であるように感じました。
まず、サツキとメイが引っ越し先の家に初めて行った時、
洋風の家部分に設置された、木造のデッキ屋根みたいな所の柱を軸に、
グルグル回ったら根元が腐ってギシギシ動くシーンなど、
普通に考えたら倒壊の危険があり非常に怖い行為です。
それでも姉妹は楽しそうに柱を揺すっては笑っています。
物語なんで『ボロい家』ってのが分かればいいのですが、
もし私なら鬼の形相で姉妹を叱るに違いありません。
その次に勝手口を初めて開けたら中にまっくろくろすけがいっぱいいた、というシーンも、
あれも非常に怖いです。
もし帰ってきて玄関開けて得体の知れない何かが一斉にいなくなったりしたら、
私は玄関から先に行けなくなってしまいます。

他にもまっくろくろすけが避難したと思われる壁の隙間に、指を突っ込む勇気はありません。
トトロも見た目カワイイですし、
フワフワしているので愛らしい感じはしますが、
口を開けるとしっかりした歯がびっしり生えていて、
なおかつデカイのは怖くないんでしょうか。
ネコバスも然りです。
全編見終わって、やはりほのぼのファンタジーであるな、とは思ったのですが、
そこかしこに散らばるよく考えると怖いような事に、
いちいち
『怖い怖い怖い怖い!』
『壊れてく!怖い怖い!』
『めっちゃ何かおるやん、こんなんおったら嫌やん、怖いのによぅ入ってくな、この娘』
『デカイわ!怖いわ!』
等々、テレビに向かって話しかける私は、
負けず劣らず怖い存在なのかもしれません。


カテゴリ:読者投稿

価値百円

投稿日:2014/07/12
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回転すし屋の「良さ」を見分けるのは、
「イカ」と「鉄火巻き」なんだそうです。
回転すしと言っても、100円の方の回転すしです。
なぜ、イカかと言うと、イカに「切れ目」が入れてあるかないかで、
使用しているものが冷凍がどうか分かるそうです。
難しいことは抜きにして、
冷凍であればほぼ切れ目は入っていないそうです。
とりあえず「へー」と思い次に進みます。
次のキーワード「鉄火巻き」ですが、
普通の鉄火巻きではなくマグロが柔らかかったり、
ネギトロのトロみたいになっていたりすれば、
加工されているものなんだそうです。
この二つを見ればおのずとその回転すしの実力が分かる、
といった事が書いてあったのですが、
100円回転すしの実力とは一体何なんでしょうか。
確かに、良いものを提供してもらえるのは嬉しいことです。
でもどちらかと言えば「そうであればなお良い」くらいにしか、
一般の人は思っていないのではないでしょうか。
明らかに美味しくないとかだったら、「この店行きたくない」と思いますが、
冷凍のイカでも生のイカでも、うまければどっちでも良かったりします。
鉄火巻きでも、加工されているのが嫌なんであれば、
そもそも100円のすし屋に行かなければ良いだけの話です。
100円の回転すしに求める実力は「普通においしい」くらいだと思います。
そして一番やってはいけないのが、
「これ切れ目入れていないから冷凍だね」とドヤ顔で言って、
さも詳しい風に振る舞うことです。
連れてこられた彼女としては「でも100円でしょ?」としか思えません。
知識というのはそっと引出しにしまっておくのが良いものなんです。


カテゴリ:グルメ