太田和彦

投稿日:2013/06/10
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新聞の下の方に雑誌の告知が載ってました。
「にっぽんの世界遺産」では、
『緑深き世界遺産の道を五感を澄まし歩く〜熊野古道』や
『人気の個室ユースホステル』で
480円。
「ログハウスマガジン」では
『夢の丸太小屋に暮らす』や
『ラフに暮らす』『ヤギと暮らす』で
1500円。
「やっと楽になった!座骨神経痛からこれで解放された」
1260円。
「のどに異物が!咽喉頭異常感症はこれで治せ」
1260円。
「足がつる"こむら返り"の激痛これで解消」
1260円。
「鼻汁がのどに落ちる、後鼻漏これでスッキリ解消」
1260円。
そんな魅力的な本に混ざって
「みんなの居酒屋」がありました。
『太田和彦さん、吉田類さん登場!東京の名居酒屋12選 大阪、名古屋、弘前……』
吉田類さんはベレー帽とネットリした話し方がどうも好きになれませんが、
太田和彦さんは著書を二冊買いましたし、ケーブルテレビの番組も毎回見ている、
私のフェイバリット人物の一人です。
「みんなの居酒屋」には特別付録として
『お通しかるた』が付くみたいです。
想像してみます。
あ…あん肝
い…イカの沖漬
う…独活の胡麻和え
え…枝豆
お…オニオンリング
か…カイワレの花鰹和え
き…キンピラ牛蒡
く…慈姑素揚げ
け…下足天
こ…コールスローサラダ
さ…鮫のタレ
し…塩辛
す…酢の物
せ…セリ胡麻和え
そ…そら豆の塩茹
た…たらの芽胡麻和え
ち…ちりめんじゃこ
つ…佃煮
て…手作り豆腐
と…豆腐
な…茄子煮浸し
に…煮しめ
ぬ…ヌタ
ね…葱味噌
の…野蒜胡麻和え
は…春巻
ひ…ひじき煮物
ふ…フキの炊いたん
へ…ベーコン炒め
ほ…ポテトサラダ
ま…マカロニサラダ
み…ミリン干し
む…ムカゴ煮っころがし
め…メザシ
も…モズク酢
や…山芋短冊
ゆ…湯葉刺し
よ…ヨーグルト和え
ら…辣韮漬け
り…リッツオン
る…ルッコラ胡麻和え
れ…蓮根キンピラ
ろ…ロースハム
わ…ワカサギ空揚げ

私は買いませんが、気になる方は買って確かめてみて下さい。
860円で税込みです。

我ながら「た行」の魅力の無さったらありません。


カテゴリ:グルメ

網交換期

投稿日:2013/06/09
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いつも行く焼肉店は、人がいないのを見計らって
大抵16時辺りを狙って行くのですが、
先日、学生時代の同じ下宿だった後輩が遊びに来たので、
初めて20時半ごろ行きました。
土日は相当混み合っている店ですので、
張り切って事前に予約までしてみたのですが、
到着した店内には、既に食べ終え帰ろうとしている客が一組いるだけで、
着席と同時に私たちだけの貸切状態となりました。
貸切状態ですので、呼べばすぐ来てもらえますし、
お肉の到着もビールの到着もことさら早いです。
飲む機会のない後輩ですので、
一度話に花が咲くと焼肉の手が止まります。
一枚焼いては話し、
ビールを飲んでは話し、
焼けた肉をほうばっては話し、
気付いたように焼肉を焼いては話し、で
意外と焼肉という食べ物は話しながらでは難しいことに気付きました。
焼肉デートをするカップルなどは、どのような感じなのでしょうか。
少し目を離すと肉はこげてしまうため、
スローペースで肉を網にのせていきます。
客が私たちだけの為、スローペースに肉を焼かれると
注文自体が少なくなり、焼肉店の店員たちは手持無沙汰になります。
手持無沙汰を埋めるための店員たちの発散は網の交換になるのです。
滞在時間1時間の間に2回も網を替えにきました。
しかしどうせ私たちしか客がいないのであれば、
肉が網にのっていない時を見計らって
交換にきてくれればいいのですが、
必ずと言っていいほど網に肉がのっていて、
さあ、ひっくり返すぞという時に
「網を交換致します」とやってくるのです。
肉がへばりついた網を持ち無言で佇み
「早く取って新しい網にのせて下さいね」という雰囲気は、
別に焦ることではないのですが非常に焦ります。
その上、今まで温めてきた肉への情熱が
網の交換で何かゼロに戻されるような気持になるのです。
今思えば、「早く食って早く帰れ」という無言のプレッシャーだったのかもしれません。
もちろん、そんなものに屈する私ではありませんので、
閉店時間ギリまで焼肉を堪能していました。
3回目の網交換はさすがに言いにきませんでした。


カテゴリ:グルメ

組曲前夜

投稿日:2013/06/08
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最近、迷惑メールが多くて困っています。
一時期なくなったな、と思ったらまた頻繁に届くようになりました。
その度にブロックの設定をしても、
また違うアドレスで届くなどの終わりのないゲームとなっています。
件名や内容などに工夫を凝らし、
「あれ?間違えているのかな?」と思わせてみたり、
「宅配会社から不在メール・・・いや、そんな登録してないし」など、
あやうく返信もしくはクリックしてしまいそうになるなど、
巧妙な手口ほど腹立たしさを覚えます。
何より一番嫌なのが、「稼げますヨ」といった内容のものです。
私がお金とは縁遠いことを知っているかのように、
「当たりました!」や「40億円の・・」などと、
大金をちらつかせてきます。
もちろん、そんなものに引っ掛かりはしませんが、
何やら足元を見られているようで腹立たしいのです。
確かに、最近の私と言えば実家から大量にもらった玉ねぎを、
「食費が浮くなぁ」と毎日のように食し、
若干体が玉ねぎ臭いような気がするなと思えども、
決してそれがちゃぶ台の上で造花の内職をするような、
切羽詰まった気持ちではなく、
「玉ねぎの時期」なだけでそれ以上もそれ以下もありません。
もちろん、「キャベツの時期」や「冬瓜の時期」などもあり、
それはそれで楽しいものなのです。
そういう私をわかった上で送ってきてほしいものです。
ちなみに今日の玉ねぎは牛乳で煮て洋風に食べる予定です。
このように舌上組曲は発案されるものなのです。


カテゴリ:グルメ

三重情報

投稿日:2013/06/07
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ネットのまち情報の「三重県」の中に、
自作の諺が発表されていました。


口はさいわいのもと(営業マンの心得)
雨降って地崩れる(早めの避難を)
臭いものには蓋、匂わなければ放出(原子力ムラの日常)
アメノミクス(三種類の飴をセットにして売り出してみました。今のところ好調です。)
鼻から出たカビ。。。(お風呂に入りましょう。。。)
明日は明日の風邪をひく。。。(新型鳥インフルエンザに気をつけましょうね)
天は自ら助くる者も叩く。。。(現実はそんなもんですよ。。。)
コールデンウィーク(農作物に冷害)
たまのお越し(がきっかけで、玉の輿に)
不老所得(再生医療がもたらす利益)
案じるより(餡汁が好き。。。)
喫茶子(この子ができたのは、お茶でも如何って誘われたのがキッカケ)
高見の見物。。。(高見盛ファンクラブ。。。)
煮え油を飲まされる。。。(もっとひどい目にあわされる)
排水の陳。。。(下水処理施設のこと。。)
百聞は一見に鹿ず。。。(聞いて鹿でも見ると豚。。。)
イク〜〜〜〜ッ同音(民族・言語が違ってもなぜか分かるアノときの声)
異口同振(同じように首を振りながら原稿を読むNHKの女子アナ(教官が代わったか、最近その傾向は薄れてきた))
異首同音(ものまね名人)
拙者琢磨。。。(I am Takuma)
欠伸千里を行く。。。(あくびは伝染するのよ。。。)
危ない端を渡る。。。(真ん中を行きましょ。。。一休さん)
順風満々。。。(同義語 自信満帆。。。)
意地の上にも三年。。。(3年はブレずに頑張る。。。)
頭上の空論(オスプレイ理論とも・・・)
明日は明日の。。。(風邪を引く。。。インフルエンザに注意しましょう。。。)


生みの親より、育ての大家。。。(お金持ちだからねぇ。。。)
生みの親よりおだての親。。。(褒めて育てる。。。)
一党両断。。。(自民党は強いから。。。)
一寸の虫にも5分の魂。。。(短い寿命のことでしょう)
帯に党名たすきに名前(どの党も帯に短し襷に長し)危ない端を渡る。。。(崖っぷちを行くこと。。。)砲丸びいき。。。(陸上競技は砲丸がナンバーワン)

それぞれの諺ごとに読者が評価を下す項目があり、
親指を立てたグッドマークと
親指を下げたブーイングマーク
の二択でしたが、
全ての作品に対して、どちらの評価も付いてませんでした。
2012年11月21日の「砲丸びいき。。。」から、
2013年5月29日「臭いものには蓋、匂わなければ放出」までが公開されていました。
「。。。」を付ける人と、付け無い人が二人の
計三人でやってるみたいです。
被った作品が二パターンありましたが、指摘するのも気が咎められます。
こんなにも広がりの無い世界を垣間見れた経験は
今後の私を成長させてくれるのでしょうか。。。


カテゴリ:出会い

何年一回

投稿日:2013/06/06
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何年かに一度のヘタリ期がやってきました。
ヘタリ期とは身の回りの品々が、一斉に駄目になる現象の事です。
川原の土手にツクシがびっしりと芽生えている事がありますが、
調度そのツクシ達の逆を考えて頂くと、解りやすいかも知れません。
今回のヘタリ期のスタートはヤカンでした。
もちろん最初は、ヘタリ期が始まったとは思わずにいたのです。
麦茶を煮出そうと、ガスコンロにかけると
取っ手がカタンと倒れてしまいました。
ペンチで挟んでも、何の意味も無い構造です。
仕方なく爪楊枝を取っ手の隙間に噛まして、
取っ手の自由を奪い固定して使用しています。
爪楊枝の様子を見ていると、
靴下の底が薄くなっているのに気付きました。
買ってから三・四回しか履いてないのに、この有様です。
靴下で「ひょっとしてヘタリ期?」の疑念が生まれました。
他をチェックすると、パンツ(下着)前面の左の腿の辺りに、引っ掛けた5ミリ位の穴を発見しました。
パンツは靴下よりも新参で、ほぼ新品でしたので、
ここでヘタリ期への突入を確信した次第です。
その後も、ザッと考えただけでも
携帯電話の充電器がヘタリ、
携帯電話の電池が膨れてヘタリ、
靴の底では無くて甲の部分がヘタリ、
ボールペンのインクが無くなりヘタリ、
剃刀の刃がヘタリ、
身体を洗う青いタオルがヘタリ、
冷却バッグの持ち手がちぎれてヘタリ、
ファックスがインク漏れでヘタリ、
ノートパソコンが充電を50%しかしなくなりヘタリ、
ワイパーがヘタリ、
眼鏡が合わなくなりヘタリ、
車の窓が閉まらなくなりヘタリ、
とヘタリ期恐るべしな状態です。
ハンドクリームもヘタって無くなっていたので、
右手がカサカサにヘタリだしました。
何故か、温泉のお湯が駄目だったのか
左の頬と顎もカサカサで、
右のびんちょにはニキビができて顔全般がヘタってしまいました。
ヘタリ期の脱却方法はまだ確立されてないんだそうです。
皆さんもお気をつけ下さい。


カテゴリ:企画会議

片手万歳

投稿日:2013/06/05
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梅雨というのはこんなに暑いのかという程、日々日光が照りつけます。
それに伴い、気になるのは汗です。
私=タオルというのが夏の定番のスタイルとなり、
タオルがある意味夏の私のトレードマークの様にもなっています。
また、タオルをうっかり忘れた時にはどのように汗をぬぐうのかが
重要な問題になってきます。
大抵、尻ポケットに入っているハンカチを使うのですが、
顔周りだけでハンカチの全てを使いきるような感じですので、
乾かしつつ、だましつつ過ごしています。
そうなると首や手などからわき出す汗に関してはどうすることもできず、
1日の終わりに家に帰ると気持ち悪い全身を放りだしたくなります。
そんな中、ここいら私の心を痛めているのはわき汗です。
なぜか右側がひどく、匂いも気になって仕方ありません。
昨年より活用している制汗料を毎朝丁寧に塗布しているのですが、
わき毛が邪魔をしているように思えてなりません。
できれば皮膚に浸透させたいところですが、
毛がその侵入をことごとく阻み、塗布する度早朝の草木のように
制汗料で湿り気を帯びた毛が光にあたりキラキラしています。
ものすごく腹立たしい気持ちになります。
かといってわき毛を剃るのもはばかられます。
何故なら、左側は特に問題がないからです。
右側だけ剃ってしまっては、色々な意味で不都合となります。
滅多に着ませんが、うっかりランニングをチョイスしてしまった場合は
絶対わきを上げることはできません。
また、半そでを着たとしても、袖からはみ出る毛が左側だけだった場合、
おそらく2度見されることは避けられないでしょう。
うっかり温泉に行ったとしても、同様の事態に陥ります。
そんな訳で毛は残しつつ、わきを何とか爽やかに保ちたいと考えたのが、
移動中の車内では、右手のみをバンザイ風にやや後方に上げ、
わきを全開にして窓からの風をあてるという手法です。
「黒木香でございます」というポーズで毎日を過ごしています。
今年は内腕から日焼けが始まっています。


カテゴリ:出会い

公開収録(120)

投稿日:2013/06/04
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『第百十九回O&A始まります』
人間の本来の性(サガ)は如何なる物であるのか?アナタの心の隙間を、埋めて建てて掘り起こす「O&A」のお時間です。
参加希望の方はお気軽にご応募下さい。面白ければ採用させていただきます。ボツになっても恨みっこ無し。
それでは
『第百十九O!』
「散歩中の犬が思う事」

『&A』

・「あ!犬畜生や!」PNフーセンの虎五郎
   →自分をかえりみた方が良いんですが、哀しいかな無理です
・「お前のダイエットや健康のために歩かせるなよ〜」PN椎名
   →抱かれて歩くパターンならば、一層強く思う事でしょう
・「雨は雑巾臭いくなるから嫌です」PN駅部田のスナフキン
   →濡れた犬の固まった毛の臭さは、異常です
・「本当は家の中でウンコしたい」PN裸足の大将
   →けどね、座敷犬だけは勘弁なんです
・「小便分配、小便分配」PN椎名林檎
   →マーキングのペースを考えて、小便を垂れ流してます
・「アスファルト近いわ〜」PN西所沢
   →物心ついた頃は、理解してませんでした
・「矢口真理ウケるぅ〜」PNトランス脂肪酸
   →ほぼアイツらは、所詮そんなモンです
・「草のニオイを嗅がねばならぬ」PNビリーバンバン略してバンバン
   →我々人類には想像できないですが、重大事項なんですって
・「俺が本気で走れば、コイツなんてすぐ捲ける」PN榊原育英
   →合わせてくれてます、伴走犬です
・「アイツ…エエ飯喰うとんな」PNホワイトドラゴン略して白竜
   →鼻と尻からのメッセージで、深い所まで丸分かりです
・「この角を曲がったとこの家に飼われたい」PN松岡芭蕉
   →キレイに刈り込まれた、広い芝生の家です
・「柴、柴、雑種、ポメラニアン、雑種、野良、柴、」PNダン吉&なお美のオマケコーナー出身
   →野良の生き様に、憧れてます
・「セパ交流戦て必要?」PN亀
   →私は必要無いと思います、むしろ球技は全部必要ありません
・「美味いんやろか?キャトフードって」PNハリケーンJr.
   →首輪の無さや歩き方から、優雅なイメージを抱きました
・「蚤の事のみ」PNミス犬面選手権
   →神経質な犬でした、アバラ浮いてました
・「今日の夕飯もドックフードか…」PNマカロニサラダ記念日
   →人間で言うと、トーストみたいな感じでしょうか
・「骨美味しゅうございました、骨美味しゅうございました、本当に本当に美味しゅうございました」PN宇宙恐竜ゼットン
   →鶏の骨は刺さるから、犬に与えては駄目です
・「飼い主に糞を持たせたい一心」PN目指せ度会の裕次郎
   →スコップとナイロン袋を、酷使させたいのです
・「鎖に繋がれて奴隷丸出しやん、ワシ」PN主婦歴5年
   →柱に巻い捕まって、可動率が落ちてます
・「見た目は犬、頭脳はコナン」PN平日は眼鏡
   →評価としては「お手すら出来ない犬」でした
・「首輪の下が痒い」PNピンポン
   →思い起こせば、首輪を洗った経験がありません
_____________
沢山のご応募本当にありがとうございました。
今回の大賞はダン吉&なお美のオマケコーナー出身でした。
今回は「初心者キャンペーン」に相応しく初投稿の方々の活躍が目立ちました。キャンペーンは続きます。これからもO&Aのセンスを磨く為に精進を続けましょう。
後Oの候補も受け付けています。
次回の第百二十回大会のOは
『ナンパする際のダメな声かけ』(by几帳面)
となります。
6月9日までに名前かペンネームを記載の上、件名タイトルにO&Aと書いて
info@firstbase.jp
まで送って下さい。
よろしプッチモニって凄いメンツだったと再認識!


カテゴリ:O&A

男子旅行

投稿日:2013/06/03
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男旅、というフレーズを聞くと某車のCMのように
父と息子の親子旅、のイメージが沸きます。
先日、観光地にいった際に一番多く目についたのは「カップル」でした。
続いて「家族連れ」「女子同士」「男女混合グループ」そして最後に「男子同士」です。
女子会というのがあるので、女子同士の旅も女子会の延長上のような雰囲気で
そりゃ楽しいだろうと言うのは分かりますが、
男子同士で集まって、というのには何を足しても
「不毛」にしか思えないのはどうしてでしょうか。
女子会ならぬ「男子会」という名目で集まり、酒を呑んだにせよ、
「そこに未来はあるのかい?」と言ってしまいたくなります。
ましてや旅です。
観光地を闊歩し、お土産などをチョイスし、
チェックインをして風呂に入り、
酒を呑みながら夕食を食べ、また風呂に入り、
皆で布団を並べて寝て起きて、
朝ごはんを食べてチェックアウトをして、また別の観光地に行く。
合間、合間はどういった感じなのでしょうか。
まず、観光地を闊歩してお土産をチョイスする時。
「俺、このお菓子にする」など言ったりするのでしょうか。
または無言で選び無言で購入し、何食わぬ顔で歩くのでしょうか。
お風呂にしてもそうです。
同じ部屋な為、施錠の関係で勝手に風呂に行くわけにはいきません。
行くなら行く旨を、または連れ風呂しなければなりません。
「俺、風呂に行くけど、どうする?」という問いかけや、
リーダーシップを発揮して「おいー、風呂に行くぞー!」と
若干はしゃぎ気味で宣言するのでしょうか。
酒が入れば別段問題はありませんので、
夕食はスムーズに流れると思われますが、
就寝時などは同じ部屋な為、寝る前には色々決めねばなりません。
一斉に寝るのか、起きているなら誰が電気を消すのか。
「おやすみ」の言葉もきちんとかけないといけないように思われます。
そして朝です。
眠い目をこすりつつ、朝食を食べるのですが、
その時の「おかわり」などはどのような感じなのでしょうか。
おひつが食卓の真ん中にあるとは限りません。
おひつが近い人に「悪いけどよそってくんない?」と言ってみたり、
「温泉卵、うまいな」などと発言したりするのです。
そして朝食が済んだら各々準備を整えチェックアウトをする時に、
「楽しかった旅行が終わるな・・・」と、
センチメンタルな気分を味わいながら宿を後にするのです。
最後に発する言葉は間違いなく「また、行こうな」でしょう。
不毛です。


カテゴリ:出会い

競争社会

投稿日:2013/06/02
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ネットのオークションに参加しました。
私の生涯を通じて、オークションに絡んだのは二度目です。
最初のは、幼稚園の時に親達が家にある不要品を、
何の脈絡も無く持ち寄って、近所の人も含めて身内のみで開いたものでした。
当時は廊下から眺めていただけですが、
中古のすき焼き鍋が最後まで売れ残り、
持って来た当人が10円で落札した事が、
斬新な衝撃となったみたいで、未だに明確に覚えています。
最高値は、洗面器に山盛りの朝採りアサリだったのは漁師町の地域性でしょうか。
おそらく売上は、幼稚園のイベントの寄付金にでもしたのでしょう。
ガラクタ類を無理矢理トレードさせたお金で、バス旅行とは誠に乙な話です。
今回はそれ以来のオークションです。
ネットのオークションは、
実際の商品を手に取って眺める事は出来ないので、
コメント・写真と評価を頼りに見極めねばなりません。
コメントは本人発信ですし、
写真は様々な方向から撮影したり、アップにしたりとなっていますが、
画像処理技術が目覚ましい昨今ですので、
どちらも鵜呑みにする訳にはいかないのです。
「評価」というのがあって、読んでみると
『コイツはとても良い出品者です』や
『コイツは普通の出品者です』や
『コイツはとても悪い出品者です』と書かれています。
個人的には「とても悪い奴」から「良い品」を買いたいのですが、
「とても悪い奴」は当然悪い出品者ですので、
過去に何らかのトラブルがあったのです。
難癖を付けてるだけの購入者もいるでしょうが、
用心深さが大切と心得ねばなりません。
クレームに律儀に反論している人や、捨て台詞を吐いている人も存在して、
どの人から買えば正解なのかを決めるのに、異様に時間がかかります。
何はともあれ一人決め入札に参加しました。
『100円!』
『105円!』
『199円!』
『210円!』
『…』
『…』
『210円で落札!』
みたいなラリーを想像していましたが、
『入札する』のボタンをクリックすると、
その瞬間に『別の人が高値を付けました』と表示されます。
しかも、いきなり500円単位の上げ幅でしか受付てもらえません。
再度クリックして値を吊り上げても、
『別の人が高値を付けました』と一瞬で表示されます。
調べてみると敵は『自動入札』の秘技を使っていました。
ひたすら入札を続けた結果、
遂に私が『高額入札者』の栄冠に輝けました。
どうやらようやく、敵の秘技を打破した模様です。
当初の予算をかなりオーバーした恐怖で頭を抱えていると、
5分後に敵が更に上乗せして、高額入札者の栄冠を奪われました。
そのままオークションは終了しましたが、
ネット上のラリーは実際のラリーよりも何倍も危険だと感じていたのです。


カテゴリ:企画会議

出雲大社

投稿日:2013/06/01
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今年は出雲大社と伊勢神宮で式年遷宮が行われるので、
それぞれの地元では、遷宮効果で観光客を呼び込む為に
盛り上がっているらしいです。
当然、地元の伊勢神宮の方が馴染みがあるのですが、
ココで取り上げてメリットがあるかないかで言われると、
「ない」と言わざるを得ませんので今回は出雲大社の話です。
記憶にある限りですが、出雲大社へは数年前に一回だけお参りに行きました。
当然ながら参拝後に「出雲そば」を手繰り、
鬼太郎などと写真を撮りつつ蟹でもほじろうかとの観光コースです。
日本海沿いの道は、何回かに分けて島根から新潟まで走りましたが、
ほとんどが想像以上に田舎風景ですが、出雲もそんな感じでした。
さて出雲大社に到着しました。
建物は立派で、雰囲気も良く、
流石「るるぶ」か「まっぷる」かで表紙を飾るだけの事はあります。
「ザ・テレビジョン」ならば、
年末年始号を飾るジャニーズのグループと言った位置づけでしょう。
ここでのイベントは大しめ縄に賽銭を器用に入れるというものです。
本来はやってはいけないようですが、
なぜかしら「うまく入ると願いが叶う」といった話が流れ、
私が行った時にも結構な数のお金がしめ縄に刺さっていました。
やり方としてはしめ縄の下に立ち、
賽銭を垂直に放り投げ、しめ縄の下の部分に刺さるように入れるといったものです。
ですので、どのあたりに入れるかも重要なポイントとなります。
結構な数のお金がひしめき合っているので、
例え垂直投げがうまくいっても、先客によって阻まれることがあります。
そして願いが叶うには「1回で成功」といった難問があります。
出雲の神さんがそんなんで選別するとは到底思えませんが、
そう言われると1回で成功したくなるのが男と言うものです。
しめ縄の下に立ち、イメトレをした上で投げました。
5円玉は無回転でしめ縄に吸い込まれ、「スポ」といった感じで入って行きました。
「成功だ!」と思った瞬間に、はなから入っていたいくつかの賽銭が衝撃で
ジャラジャラ落ちてきました。
私の周りにいた何人かの観光客からの強い視線を感じながら途方に暮れました。
とりあえず落としたお金を拾い集め、賽銭箱に入れて鈴を鳴らしお参りしました。
周りの人は「他人を蹴落としてお参りしてやがる・・・」と言った、
無言の何かをぶつけてきますが、素知らぬ顔で出雲大社を後にしました。
その後、出雲そばを素知らぬ顔で食べましたが蕎麦に1本髪の毛が入っていました。
いつもなら文句を言うところですが、出雲大社のバチだと思い黙っておきました。
それから特に可もなく不可もない日々を送っています。


カテゴリ:出会い