映画恋届

投稿日:2014/05/29
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「恋届」というものがあるそうです。
若者の恋愛を描いた映画の舞台になった市が、
若者の恋愛に賛同する形でできた書類だそうで、
婚姻届とか、そういったものと書式は似ていて、
「今、誰それに恋をしています」といった事を、
WEBから、もしくは役所に書類を提出して押印してもらうシステムです。
恋人同士なら
『俺、お前への恋届を提出してくるよ』
『えー!じゃあ、私も出す―!』
『だったら、婚姻届の方にしないか』
『もしかして、それってプロポ・・・』
といったそれらしい展開があるのかもしれませんが、
この届を出したからと言って、別に何という訳ではありません。
「恋をしている」という想いをただ受け止めるだけのものなんだそうです。
せっかくなんで、もっと発展させたらいいのにと思いました。
「恋活届」を作ってみてはどうでしょうか。
住所、氏名、電話番号、年令、職業、趣味等を記入し提出をします。
役所の人は3歳くらいの年齢差、
住んでいる所は微妙に離れた所をチョイスし、
出来れば同じような趣味の人を集めます。
で、提出してきた男女それぞれに文書を送ります。
まず、番号を振ります。
例えばAさん(男性)には(1)を、Bさん(女性)には(2)を。
いついつの何時にどこそこのレストランへ来て下さい、と。
参加費は一人いくらです、と記入し、
都合が悪ければその旨を役所に連絡する形をとります。
一週間前までに市に参加費を納入し、いざ出陣です。
集められた男女は振り分けられた自分の番号の席に座り、
近くの人達との交流を図ります。
もしその時に素敵な出会いがあれば良し、
なければ「もう一度セッティングお願いします」的な回答を役所に提出すれば、
またいつの日か文書が届くシステムです。
役所が開催する合コンなので、何故か分からないけれど安心感が生まれます。
そのうち市に「恋活課」という新しい課も設けられ、
「この市の男女の恋物語を30年見守って来ました」といった、
敏腕恋活課長の定年を見届けるようになるかもしれません。
どうでしょうか、どこかの市長さん手を挙げてみませんか?
私宛に届を出してくれたら、相談に乗るかもです。


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