男子諸君

投稿日:2014/03/07

今年はいくつもらえたという報告を、いつまでもできない男子諸君!
いつかもらった時の為にホワイトデーに関する知識を享受しようと思います。
ホワイトデーというのはバレンタインデーのお返しで、
2月14日の一ヶ月後、3月14日と制定しています。
第1回ホワイトデーは1980年というので、
意外に歴史の浅いものだったりします。
ちなみにホワイトデーと言うのは、
昭和50年代ころの菓子業界の広告によってできたもので、
言わば「菓子を買ってくれ」という日をこじつけで作ったようなもんなんですね。
贈る菓子によってバレンタインの返答が絡んでくるという、
ちょっとしたトラップもあるので返す側としては覚えておいた方がいいと思います。
・キャンディー・・・「私もあなたが好きです」
・マカロン・・・「特別な人」
・クッキー・・・「友達のままでいよう」
・マシュマロ・・・「あなたが嫌い」
初めてもらったバレンタインのチョコに喜びを爆発させつつも、
「あぁ、ありがと・・」とそうでもないような振りをしてかっこつけて、
高なる胸の鼓動を押さえつつ家に帰り、
いつもなら帰ると台所に寄って冷蔵庫を開けて、
お茶かジュースをとりあえず飲むという習慣もそっちのけで部屋へ行き、
机の上でもらったチョコをゆっくり開けて、
まずメッセージが入っているか否かを確かめつつチョコの選定。
メッセージは入っていなかったけど、
「俺の事好きだったんだアイツ・・」と目を閉じ、
そう言われてみれば何かよく目が合ったかも、とポジティブに過去を思い出し、
ホワイトデーまで彼女の様子を見ようと心に決め、
チョコを大事に引き出しにしまっておく。
翌日からホワイトデーまでの間、
普通に向こうから喋りかけられても平気を装いながら過ごしつつ、
目が合う回数を密かに数え、
「ああ、俺たちの関係は周りには秘密ってことね」と思考を飛躍させ、
ホワイトデーまでの日々を指折り数えて毎日眠りにつく。
当日、放課後彼女が一人の時を狙って、
「これ、お返し・・」とぶっきらぼうに渡すと彼女は、
「え?あぁ、ありがとう」と笑顔で去っていく。
もちろん、キャンディーをチョイス。
「俺の気持ち、分かってるよな?」と後ろ姿に向かって思い、帰宅。
次の日、自分の友人から「俺さ、彼女できたんだ」と告白され、
心の中で「俺もできてるんだけど、今は秘密なんだよ」と思い、
余裕の表情と声色で「え!マジで?!良かったなぁ、で、誰だよ!」
とちょっとからかいモードで聞いてみると、キャンディーの彼女だったりするので、
もらったチョコが本命か義理かの判断がつかなければ、
豆大福とかをお返しで贈った方が、誰も何も傷つかずに済むのかもしれないですね!
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