非行不良

投稿日:2012/09/28
chipstar.jpg

日本人の中に無自覚に広く浸透するヤンキー性についての記事を見ました。
それは決して非行とか不良という意味のヤンキーではなく、
非行体験や不良体験があるかどうかでもないそうです。
美学としてのヤンキーだそうです。
もう、この時点でよく分からなくなってきましたが続けます。
その美学を紐解く鍵は、

「ふわふわのムートンやぬいぐるみ、イルミネーションや光りものへのこだわり。
ルイ・ヴィトンの財布を持ってしまうセンスもそうなんです」
ヤンキーとは何の関係もないと思っていた人も、
ここまで聞くと、もしかして私も?と思い当たるのでは。

と、書いてあります。
私はフワフワのムートンを好む時点で
自他共に認めるヤンキー関係の表れではないかと推測しますが続けます。
また、これらが一同に観ることができるのが浜崎あゆみのコンサート会場で、
駐車場に並ぶ車高の低い車のナンバーはゾロ目が多く、室内にはムートンが敷かれ、
キラキラ光るシールとレイがルームミラーに神社のお守りと一緒にぶら下がり、ぬいぐるみが座っているのだそうです。
これこそがヤンキー文化なのだそうです。
「もうひとつの例として、ラーメン屋さんの店主をあげるとわかりやすいでしょうか。
作務衣や 漢字のはいった黒いTシャツを着て、頭にはタオルを巻き、腕組みをして、
“気合だ”“根性だ”という言葉で人生を語り、
はたまた相田みつをなどの ポエムを口にする。ここにヤンキー文化が凝縮しています(笑い)」
とも記しています。
こんなラーメン屋さん、あまり見たことがありませんが続けます。
ヤンキーの美学とはおおざっぱに言えば、「一見こわもて、実はファンシーが好き」で、
分析によれば、「個性よりも様式的、保守的で現実志向で家族主義、集団主義で、気合と勢いの反知性主義」とまとめられる。
確固とした趣味性を持たない人が、この美学にいつの間にか取り込まれて、ヤンキー文化が浸透していく、と綴られています。
最終的にはヤンキー文化に対して悪気がないけど悪く言うみたいになっています。
しかしフォローとしては、ヤンキー文化は決して悪いものではなくお祭り等地域での盛り上がりにも貢献しています、とも書いてあります。
その盛り上がりは貢献と言えるのかどうかは分かりません。
結局の所、私としては
「一見こわもて、実はファンシーが好き」=ダンプ松本
の図式しか出て来ず、理解できない結果となりました。
仕方ありません、人間だもの。


カテゴリ:企画会議