高校演劇

投稿日:2012/12/16
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新聞の広告に東海地域の高校による演劇大会の事が載っていました。
そこには題名とあらすじが少し載っており、
各校が様々な話を創っているようでした。
人の心や家族、はたまた命など難しそうな題材を元にしたものもあり、
私は演劇など全く分からないのですが、
こうやって何かを創るというのは、
そんな簡単にできないことであることは分かっているつもりなので、
「へえー」とあらすじを読んでいました。
例えばA高のあらすじでは、
どうやら女の子が主役のような感じですが、
文末には「これは、どこにでもいる女子高生と、エリマキトカゲの物語。」と
なっています。
エリマキトカゲ?
とあるB高のあらすじでは、
「そろばんをやめたニートに再びそろばんをはじいてもらおうと・・・」
そろばんをやめたニート?
「キーマンは来客とハムスター。」
ハムスター?
私の好きな本に宮澤章夫の本があります。
彼は劇作家で学生さんに向けての講師などもやっており、
そこでも着眼点に対して、普通とは違う面白さなどを見つけようと説いていますが、
ここに出てくる「エリマキトカゲ」「ハムスター」などは、
そういった普通とは違う着眼点での演出なんでしょう。
がぜん、興味を持ってしまうのは
きっと人がこれらを演じるのだろうな、という所です。
エリマキトカゲが河童に見えない事を願います。


カテゴリ:同級生