鍋料理店

投稿日:2012/12/10
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上海の鍋料理店で行方不明になっていた愛犬シベリアンハスキーを、
飼い主が店から奪還して保護しました。
現場は、犬肉文化の残る地域からの出稼ぎ労働者向け飲食店が並ぶ地域で、
地元新聞記者がネット上で公開した店内の写真で、
行方が分からなくなっていた愛犬の姿を発見したんだそうです。
飼い主の女性が、店に問い合わせますが店長は「自分の犬だ」と言い張ります。
後日、店を訪れて「間違いない」と確認した上で警察に通報。
警官が奪還を図った際、抵抗した店員八人が拘束されました。
シベリアンハスキーは、識別用のマイクロチップで愛犬に間違いないと断定され一件落着となりました。
中国では、都市部には犬食の習慣はありませんが、四川、山西省など一部に犬食文化が残るのだそうです。
『犬肉は許可業者のみが取り扱うことができるが、最近は毎年のようにペットを盗んで売る闇グループが摘発されている。』と記事は結ばれていました。
夜な夜な闇グループは犬を求めて徘徊していたのでしょうか。
シベリアンハスキーは美味しくなさそうなイメージですが、鍋で煮込むから大丈夫と判断したのでしょうか。
臭みを消すため味付けは濃いめでしょうから、とても咽が渇きそうです。フリードリンク制なんでしょうか。
店側は『マイクロチップを噛んで歯が欠けた』等のクレームへの対策は、きちんと取っていたのでしょうか。
何より私の一番の疑問点は、店長の行動です。
最初の問い合わせから来店迄の間に、どうにか証拠隠滅の処理が出来なかったのしょうか。
シベリアンハスキーの首輪を外して逃がせば済む話な気がします。
大の大人が八人で必死の抵抗をしたところで、証拠の犬がワンワン吠えていては説得力に欠けるのではないでしょうか。
いずれにせよ、憎き闇グループの悪行のせいで、
愛犬家らの快適な睡眠時間はズタズタに切り裂かれました。
寝不足の愛犬家が、ペットを虐待しなかったのかが心配です。


カテゴリ:グルメ