揉人哀歌(2)

投稿日:2011/02/01


大河ドラマの続きです。
ペースト転送で指は痛くないのですが、少し心が痛みだしています。
めげずに頑張りましょう。
前回分を公開したら、かなりの痛々しいメールが数多く寄せられました。
ありがとうございました。
何でもかんでも垂れ流す訳ではござーません!

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(続き)そして次の日に、またじいが来ました。私の指名でした。暇だとちらし配りをしなければならず、ちらし配りをしたくない私は、指名してくれたじいに たいして、むしろ好意を持っていたといえよう。この日の会話は、ゴルフの話とマージャンの話。家にゴルフ場があると言い出し、携帯の待受画面を見 せてきました。そこには紛れも無いゴルフ場がどこまでも広がっていた。じいは、「××カントリーさ」と言った。ちなみに、じいの苗字は三村(仮名)です。私はこの客は金持ちであり、店にとって取り逃してはならない人だと感じた。必死で話を合わせた。中国の日本語学校で何年かはらたいら……はたらいていたことがあって、時々中国語が混ざり、話を合わせられない部分もあった。ホールインワン保険に入っていて、その保険金が50万 返ってきたから金持ちだと知った。その50万を使い切ったら、金が無くなるとも言った。しかし、ゴルフ場を持っている以上、金持ちに違いないと確信していた。50万がなくなっても、預金がまだまだあるだろう。
次の日も、また次の日も、三村(仮名)は来た。三村(仮名)は、陸上で国体に出た事があると言った。そして、ある時はベッドの上で三点倒立をし、ある時は店の柵を走り高跳びで飛び越えた。
ある時、「君の家は、△△市□□町2−○−2だね」と、言った。「メモした」と言って、回数券の裏表紙を見せてきた。そこには「△△市□□町2−○−2 ○○○○子」と書いてあった。「なんで知ってるんですか!」と言うと、「秘密」と言いました。
その頃から私の中で、三村(仮名)に対して好意:薄気味悪さ=6:4くらいになった。
その日の会話は、150年生きてる鯉の話。今度見に連れてってあげようと言ってきた。適当に私は「ぜひお願いします」と言った。
揉み終了。三村(仮名)、財布から私のシフト表を出した。指名客には、シフトを渡すんです。「2日はどうかね」と聞いてきた。「は?」と言うと、「鯉だよ」と言った。2日は暇だったし、何より逃してはいけない客なので、「じゃあ行きましょう」ってな感じになった。周りに客がいなかったので、電話番号交換。下四桁はナンバープレートと同じ番号だそうです。待ち合わせに便利!
信頼できる上司、大野さんだけにこっそり報告。大野さんびっくり仰天。でも、大野さんだってお客さんちに遊びに行ってたんです。むしろ、大野さんを見習ったんです。
で、当日。9時に私の家の近所で待ち合わせ。例のナンバープレートで車、すぐ見つかる。出発。会話無し。しばらくして衝撃的報告。鯉は、鯉料理の店にあり、鯉も食べるということ。それはいいとして、その予約が18時!!!このじいさんと、そんな時間まで何して遊ぶの?帰りたい・・・。とても辛い一日になる予感がしました。
〜突然ですが、むかついた三村(仮名)の台詞コーナー〜

私「どこに向かってるんですか?」
三「ミステリーツアーに行ったと思いなさいよ」←これが一番むかつきました

・最初に連れて行かれた『古今伝授の里』にて
三「君にこの書のよさが分かる?」
三「僕といると、勉強になって楽しいでしょ」×100回
三「君が受験でした苦労なんて、うちの娘の4浪に比べれば大したものじゃないよ」←勉強が嫌いだと言っただけで!そして、娘は△□芸大の大学院らしいですが、だからなんなの?ふざけんな!
ちなみに、その娘は何とか食堂という有名なレストランでバイトしていて、そこの店の本が出て、娘が写っているからと、わたしにその本をくれました。「念ずれば花開く」という自筆の下手な書もくれました。







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